宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

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東南アジアツアー:バリ島編~空君、料理教室の巻

2012-03-04 | 
今回一緒に旅をした次男の空君は高校の調理科に通っているので、出発前に「インドネシア料理のワークショップなんか受けられたらいいね」と話していたのですが、クミさんの親戚でヴィラのシェフをしているクトゥさんという方の自宅で、プライベートな料理教室をしていただけることになり、旅行者ではなかなか入っていく事のできない、地元の方の生活の場にふれる機会を得ました。


台所で調理中の空君と、クトゥさん。バリの台所の典型的なスタイルは、ガス台のある近代的な台所、その奥には昔ながらのかまどのある部屋、手前には日々のお供え物を作る部屋、の3部屋で構成されているそうです。


こちらが奥のかまどの部屋。ガス台のある部屋の奥にかまどの部屋があるのは、日本の農村地区の古い家の台所によく似ています。


出来上がったお料理は3品。まずスウィートトーフ。


チキンバリニーズソース。


ガドガド。


これは料理に使った香辛料。ショウガの仲間が3種類もある。


この日の料理を食べに来てくれたみんなで記念撮影。一番左がクトゥさん、一番右が旦那さんで絵描きのマデさん。真ん中でお化粧しているのは二人の娘さんで空君と同じ17歳のマハちゃん。ちょうど村のお寺でのダンスに出かける所。


この料理教室のおかげで空君はマデさん一家と親交を深め、僕とは別行動で何度もこのお宅に出向く様なりました。写真はこのお家の赤ちゃんの1歳の誕生日を祝うお祭の様子。バリでは誕生から半年で1歳とするそうです。


お家の人たちに混じって正装させてもらった空君。
この後もクニンガンのお祭に招かれたり、子供達と遊んだり、帰国前日にはもう一度全ての料理を一人で作るという復習もさせてもらって、なんとか感謝の気持ちを表したいと思った彼は、インドネシア語を必死に勉強して、最後には自分でお礼の言葉を伝える事ができたのでした。

「若い時に世界を旅して異文化に触れることが人を最も成長させる」というのが僕の子育て持論のひとつですが、今回の東南アジアツアーは仕事面でも実りあるものだったけど、バリでの10日間における空君の成長ぶりが実は一番の収穫だった、と感じています。


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