えー、「守護神」永川クンにはいろいろとご意見もおありでしょうが、少なくとも負けなくてよかった。建サンの先発初勝利につづいて青木高クンの2勝目もフイにしてしまったわけですが(あ、だんだん怒りがこみ上げてきた。イカンイカン)、2点のリードというアドバンテージを9回に活かせなかったところ、これを研究し尽くして立ち直っていただきたい。つまりリードしているにもかかわらず強気になれなかったピッチングですね。おそらく天国から津田さんも「弱気は最大の敵、ゆうとるじゃろが」と優しく諭してくれているはずであります。ただ永川クンも同点にした1アウト満塁からゲッツーとってますから、実はいいフィニッシュしてるんです。その感じをわすれないでね~。
で、この試合、ホント横山竜士クンが居てくれてよかったと。このギリギリの状態、ってか4点差を追いつかれた時点でボクシングで言や完全にコーナーポストに釘付けにされて連打の嵐、ダウン必死!という状況で、よく投げてくれました。僕はスカパー見てたけど、本当に感激した。勝てる試合を勝てなかった、というのは痛いかもしれないけれど、でもほぼ確実に負けるという流れを一人で防いだという彼は最高のヒーローだったんじゃないかな。結局試合終了後のベンチの風景は、カープのほうが明るかった。それはマーティーの雰囲気づくりがあったのかもしれないけれど、無念さの中にも確かに希望があるハイタッチだったように思います。引き分けじゃあお立ち台はないけれど、この試合、間違いなくヒーローは横山クンでした!君の勇気に最高の拍手を送ります。