本名正憲の朝イチ的ここだけ話

喋るだけでは飽き足らず…

『食べものづくりから広島は元気になる』

2010-02-20 23:46:16 | private


農水省主催のシンポジウム「食べものづくりから広島は元気になる」が平和記念公園内国際会議場で行われました。決して柔らかいテーマではないにもかかわらず、会場は座席を増やさねばならないほどのお客様に来ていただきました。本当にありがとうございます。


総合司会は吉田幸アナウンサー、私はパネルディスカッションのファシリテイター(進行役)を仰せつかりました。ディスカッションの進行役は緊張もしますが本当に面白い仕事です。事前にある程度の方向性は決めてあるのですがそれでも生のディスカッションですから発言の中に「おっ」と思わせるコトバが出てきます。そうなったらそれを流すのか、それともこの際決めごとはある程度無視してそっちの方へスクランブル発進をかけるのか、瞬時に判断しなければいけません。


パネリストの皆さんはそれぞれのお立場から「農」や「食」、ひいてはそれをベースにした地域づくり人づくりといったお話を熱く語ってくださいました。中山間地というと僕らには決して明るいイメージは湧いてこないと思います。ところがどっこい、しっかり活性化して元気を出している地域がこの広島県内にだってあるのです。生産者からのボールを受け止めるのは消費者です。ひとりひとりのより良い選択の積み重ねが「広島を元気に」していくのだと痛感しました。