恥ずかしながらワタシの大腸内壁です。血管が浮き出ているのは表面がきれいな証拠なんだそうです。で、手前にコブのようなのがありますが、あれがポリープ。悪さはしないんだけれど放っておくとガンになる可能性もあるということで、ある程度の大きさであれば切除します。今回もっとでっかい8ミリという立派なのも見つかったんだけど、あわせて切除。もっとも痛みを感じる神経がほとんどないらしく、痛みは全く感じません。9月の人間ドックではポリープは確認されなかったんだけど今回は大小6個が確認されました。見た目は悪いものではないみたいなんだけど、組織検査の正式な結果が出るのは1週間後だそうです。
ちょっとわかりにくいんですが、これが潰瘍性大腸炎の病変部。表面がただれて網目状の血管が見えなくなってますね。白くもやもやしたものは膿です。この病気は活動と緩解、つまり悪くなったり良くなったりを繰り返すのが大きな特徴でして、それこそ緩解期になるとウソのようにすべての症状がひっこんでしまいます。日本でもっとも患者数の多い難病とされるこの潰瘍性大腸炎、いまのところ気長に付き合っていくしかないみたいなんですが、早く発症のメカニズムが解明され、治療法が確立してくれればよいですね。