昨年に続いて今年もハワイ島(Big Island)を訪れることができました。ハワイ島は今回で通算4回目。仕事(ハワイ州と広島県の友好提携調印式の取材)でオアフ島に行ったのを含めると5回目のハワイとなります。
画質悪いですが、ハワイ島はこのようにオムスビのような形をしておりまして、ホノルルから飛行機で40分ほどの距離にあります。ハワイ諸島最大の島で、四国の半分くらいの大きさがあります。このサイズにしてマウナ・ケアとマウナ・ロアという標高4000メートル以上の山が二つもあり、また南部にはキラウエア山がいまだ溶岩を吐き続けているという大変雄大かつダイナミックな島でもあります。
北部の出っ張りの西側はコハラ地区と言われ、フォーシーズンズやヒルトン、また日本のプリンスなどが高級リゾートを開発しており、日本からも多くの観光客が訪れています。その南側、つまり島の西岸一帯はコナ地区と呼ばれ、緩やかな斜面にはコーヒー畑が広がり、海沿いには別荘地が開発されています。コハラ地区に比べると日本人はぐっと少なくなります。毎回ハワイ島ではこのコナ地区の南側、空港から車で30分ほどのところにあるケアウホウ(Keauhou)という小さな町のコンドミニアムに滞在しています。今回はウチの家族と義理の父母、義理の妹にその息子(つまり甥っ子)という一行でありました。
「マウナ・ロア・ヴィレッジ」。ここはゴルフ場の中にあり、芝生やヤシの木に囲まれた敷地にいくつものコンドミニアムが点在しています。ケアウホウ地区は最近急速に開発がすすんでいるようで、訪れるたびに様子が変わっています。
我々が使った棟はこんな感じ。5角形の家が中庭を囲むようにつながっているというユニークな形。立派そうに見えますが、スペイン瓦に見える屋根は実は青く塗られた金属の波板だったり壁は全体的に薄かったり、どっかに隙間があってヤモリがしょっちゅう出入りしてたりいたします。
内部です。1階には二つのベッドルーム、2階はキッチンとリビング・ダイニング。
さすがにアメリカンサイズでゆったりしています。
また3棟にひとつくらいの割合でプールがありまして、好きなときに使えます。数日の滞在じゃなく、ここに住みたいですね。いまのとこムリですが。ちなみに滞在者はアメリカ本土からの人がほとんどで、まず日本人に会うことはありません。ただこれで決して高級というわけではなく、恐らく標準的な設備だと思われます。
嬉しいのは敷地内に観客席付きのセンターコートをはじめ14面のコートを持つ立派なテニスクラブがあること。なんとひとり8ドルで一日中遊べます。当然ワタシとカミさんはテニスばっかし。よく考えるとハワイでなくてもテニスはできるのですが・・・。
こんなところで過ごしました。朝起きて飯を食い、テニスコートに出かけて汗流し、帰ってシャワー浴びてビール(「クアーズ」が好きになりました)。昼は近くのショッピングセンターに買い物に行き、帰ってビール。ちょっと水分取りすぎちゃったな、というわけでまたテニス。しっかり汗かいて帰ってシャワー浴びてビール。これが理想。ですが実際にはマウナ・ケア中腹の2000メートル地点で降るような星を見るツアーに参加(これが午後1時出発で11時帰着というハードコアなヤツ。でも面白かった)したり、近所のビーチに子供達を連れて行ったり(野生のウミガメが遊びに来て子供達大喜び)、北部の「パーカー牧場」(個人所有の牧場では全米最大規模で、東京23区よりも広いらしい。ここで竹中直人サンファミリーに遭遇)に出かけたり、運チャンとしていろいろ忙しく飛び回りましたぜ。
下の娘と甥っ子を乗っけてビーチへGO!ハワイでもカープ帽は当然なり。ちなみにレンタカーはフォードの「エクスペディション」という馬鹿でかい四駆です。
ショッピング派には耐えられないかもしれませんが、のんびり派やビール派(?)、アウトドア派ならハワイ島はゼヒおすすめしたいところです。
さて次回は「わしが何を食ったか」編をお届けします。