本名正憲の朝イチ的ここだけ話

喋るだけでは飽き足らず…

『貴醸酒』はやっぱり高貴なる酒なのだった

2007-01-30 23:42:31 |  sake


さあさあお待ちかね、呉市音戸町は榎酒造サンの、その名も高き『貴醸酒』だよ~ん。しかもこのシーズンだけの限定1000本という濁り酒。全国のにごりゃー垂涎の的と言っても過言ではありますまい。



しかも火入れしていない活性にごり酒。フタには小さな穴が開いております。こいつをお気に入りのバーバパパグラスに注ぎますと、何しろ音が違う。フツーはトクトクトク・・・、てなもんですが、コイツはトクン、トクン、トクンとくる。もともと濁り酒には濃厚なものが多いのですが、さらに濃さを感じさせるのです。色も透明感が少ないような気がします。ラベルを見ると、日本酒度なんとマイナス36!極超甘口ってわけです。



期待に胸膨らませ丁寧に口に含むと、まずはトローリとした、でもツブツブ感はなく滑らかな舌触り。そして濃厚な甘みと旨みが口いっぱいに広がるのです。といって決してくどかったりしつこかったりという甘さではありません。酸味とのバランスも取れていて実にさわやかな甘さです。これはすごい!デパ地下の酒屋で1本1500円(500CC)もしましたが、その価値十分にありですな。

ほっとくとどんどん飲んでしまいそうなのでグラスに軽く2杯でやめときました。うー、限定きゃぁ、も一本買っとこうかな・・・。ともあれしばらくはコイツを大事に大事に飲むのですねぃ。幸せ~。オレやっぱ単純~。