自然放射線は0.03~0.06μSV(まいくろしーべると)、ホルミシス効果ではこの1000倍受けてもよいといわれています。
先ほど遅い昼食をするときに、テレビをつけるとたかじんの「そこまで言って委員会」があっていたが、終わりがけでした。最初からみたかった。最後にふられたのが放射線科の医師で、その医者のパネルには「くどいようですが放射線は体にいい」と書かれてあった。医師が何か言おうとしたが、時間切れで終わってしまった。彼が番組で私が以前述べたホルミシス効果のことを述べたかどうか分からないが、彼の経験的な意見できちんとした理論は述べていないであろう。
ホルミシス効果についてはある程度以前述べまましたが、ここでは前回の続きで放射線について述べてみます。テレビでは放射性ヨードI131のBq(ベクレル)の話ばかりでます。たとえば乳児の水道水の放射性ヨードの許容量が100Bq以下でなければならないとかです。しかしこれは被ばく量に換算すると1Bqが0.022(線量換算係数)マイクロシーベルトですから、1リットルの水に100Bqならば被ばく量は2.2マイクロシーベルトになり自然放射線量は私たちが年間に浴びている自然放射線量の2400マイクロシーベルトよりはるかに少ない量です。
しかし放射性ヨードは甲状腺に集積するので、特に若い人ほど危険で、チェルノブイリのときは18歳未満4000人に甲状腺がんが出現した。前にも述べたように放射能Bqを気にする前に、どういった放射性物質(同位元素)による放射能かによってその危険性はまるで異なります。だから原発から出ているのは放射性ヨードとセシウムだけなのかが大変気になる。MOX燃料の使用は?隠ぺい体質の企業が多いので。。。。たとえばPtプルトニュウムは飲料水での暫定基準は1Bqなのである。なぜBqが厳しい基準かというと、これは半減期が放射性ヨード8日に対して、人体の骨に蓄積し2万4千年という半減期で墓場の中でも輝きつづける恐ろしい同位元素です。Stストンチュウムもありませんかと聞きたい。
チェルノブイリに行った日本の甲状腺の権威の結論では原発事故と甲状腺がんは上記の通り甲状腺がん有意に多発した。しかし白血病などのその他のガンは結局はっきりした関係はなかったとのことである。だから食事や飲料水などの放射性ヨードは十分注意したほうがいい。100Bqや200Bqの放射線量は専門家は大した放射線量ではないというが、40歳未満、特に18歳未満の青少年もI131は注意したほうがいい。ヨードカリ錠を飲むのは副作用もあり対象者数もあまりにも多いので現実的ではない。取り合えずなるべくきれいな水を飲み、ワカメやもずくヒジキなどの海藻類を取るのがよい。だし昆布は捨てないで、細かく切り味付け調理して子供に食べさせておくことです。どこのだし昆布も被爆前の商品です。放射性ヨードが来る前に体を毎日食事のヨードで一杯にしておいて下さい。甲状腺に放射性ヨードが来ないうちに。。。
先の甲状腺の専門家が言うに、多くの甲状腺がんは出たが、さらにそれよりも大きな問題はPTSDであったと言っています。災害との遭遇による生命不安、近親者や友人との死別いよる喪失体験、家や財産の消失による経済的不安、核汚染による将来にわたる健康不安、避難による故郷消失等々による精神的な衝撃です。むしろこれらによる免疫力低下のほうがはるかに危険ということです。今日テレビに出演した、放射線は健康に良いという放射線科の医師を信じて、甲状腺がんなだけにならないよう注意し、あとはこのPTSDに対する早急の対策を政府が打てば良いのです。 次回に続く。。。。。。。</front>
お断り:放射線についてはしばらく続けます。正確な知識を得るために、知り合いの放射線の教授に3日間電話しましたが連絡が取れません。したがって書いてることの細かい正確さが保証できません。連絡確認をしてブログの内容が修正されることが今後ともありますので、ご了解くださいませ。