統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

統合医療の極意・予告編(チャングムとトンイと朝鮮人参)

2011-10-24 00:13:38 | 日記
私は体力と気力の弱った患者さんにはほとんど人参を使います

人参には白参と紅参があります、写真は私の本からのスキャンで白黒で色がハッキリしませんが、次の写真は私が使っている挑戦人参(コージン)で、処方箋で処方することが出来ます。
薬局で買うととても高い薬です。漢方内科では処方箋で出せるので、経済的に苦しい末期ガンの患者さんは助けの神です。

 以前ブログを書かないと統合医療の記事のアクセス割合が高くなり、ガン患者さんが統合医療で入ってきている可能性があり、せっかくアクセスした彼らをガッカリさせないためにも、時事ニュースは辞めて統合医療のシリーズを書くと言っていましたが、忙しくてそのまま記事を書いていませんでした。本日、韓国ドラマのトンイを見て今日は頑張って書くことにしました。
 
 本日のドラマのあらすじは「王様が無事、悪人に追われていたトンイを発見し保護するも、トンイは衰弱し死に瀕する。王様は、打つ手がないという主治医に、自分の飲んでいる王しか飲むことの出来ない大切な薬をトンイに飲ませるように言う。ためらう主治医に処方させた薬がコージン(朝鮮人参)である。それでもなかなか良くならないトンイを思い、「トンイ」と一人つぶやく。一人病に伏せるトンイはその呼び声に反応したかのようにやがて目を開ける。そこでおしまい。
 
 コージンとは上の紅色の人参である。単に皮のついたまま粉末にしただけであるが、皮をむいた白参とは使い方と効能が違うが、弱ったガン患者には絶対コージンである。チャングムの時でも献上で一番に出てきたのが霊芝、次に出てきたのが朝鮮人参である。霊芝は秦の始皇帝が不老長寿の薬として飲んだとも言われているが、昔と違い今霊芝は人工栽培で安く手に入り、韓国の王様が飲んでいたコージンは処方箋で出せる。私のガン患者さんの約5割は、中国の王様と韓国の王様が飲んでいたこの2つの生薬の組み合わせを使います。しかし、ほとんどの患者はこの事実を知らないで、ワケの分からない健康食品に命をかけているようです。もちろん霊芝と人参といっても、産地や作り方で質の悪いものがありますので十分注意が必要です。

 また今度いつかけるか分かりませんが、取りあえず下記の予定にしています。



 
 ①水が変われば運命が変わる
 ②ラドンのホルミシス効果とガン
 ③免疫療法とガン
 ④上薬療法(霊芝と朝鮮人参)
 ⑤ゲルソン療法(青汁とSODとガン)
 ⑥ガンの漢方療法
 ⑦食養(玄米療法)
 ⑧サイモントン療法(ガンの瞑想療法)
 ⑨波動と光療法(ガンは光る)
 ⑩ガンの心理療法(失感情症とガン)
 ⑪ガンとデトックス(環境汚染とガン)
 ⑫太極拳と気功
 ⑬ガンのいやがる食事
 ⑭抗ガン剤は自分で作れ
 ⑮ガンと宗教的解釈
⑯ガン患者と家族の対応
 ⑰ガンと福島原発事故(益々重要になった統合医療)

それにしても韓医学は大したもんだ。詳しく勉強したい。

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2 コメント

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Unknown (asa)
2011-11-17 14:28:00
日本の時代劇にも、高嶺の花として、良く高麗人参というものが出てくることもあったところにも、興味深く見ておりました。
ところで、トンイの中で、世継ぎの承認の見返りに国境の軍の配置記録を清国に差し出そうとして、偽装されたものとは気付かずに、そのまま差し出してしまったところに何とも間抜けなことかと思わず、笑ってしまうところがありました。
清国にしてみれば、取り合えず持ち帰ってから確認すれば、直ぐに分かってしまうのは当然のことで、逆にわざと騙されたふりでもすれば、幾らでも朝鮮王朝を揺さぶることの出来る貴重な外交カードとして利用することが出来てしまうだけのことですよね。
実際には、どのような形で揺さぶられて、悪事が露見するのか楽しみなところでありますが。

日本の大河ドラマに置き換えれば、豊臣家の大野治長あたりが、こんな間抜けなことをして、それが徳川家康にでも漏れ伝わってしまえば、それだけで豊臣家は終わりになってしまうだけのことで、さすがに徳川秀忠や江にしても、幾ら身内とは言え、淀殿や千姫を助けることは出来なくなるのは致し方無いところでは無いでしょうか。
最も、粛宗が、徳川家康に置き換えれば、王妃となったチャンヒビンも自ら悪女とまでなることは無かったとしても、何らかの陰謀に嵌められて、悪女し仕立て上げられて南人派が追い詰められ滅ぼされることになる恐れは十分に考えられるところは予想出来ますよね。
たださすがに、織田信長に置き換えると、朝鮮王朝がどうなっていたかと思うと、思わずぞっとしてしまうところではありますが。

大河ドラマの中で、徳川秀忠が、豊臣秀頼を関白にして、自ら将軍として支え、共に天下泰平を目指すと言うことは、もし江がトンイであれば、必ずそれを望んだであろうし、秀忠が粛宗なら、絶対に実現したのでは無いでしょうか。
これが実現出来ていれば、豊臣家は関白職を次いで、天皇家と徳川家との橋渡しとなる立場で存続して行くことが出来たであろうし、それにより淀殿も千姫も救われると共に、徳川家が将軍と言う立場で政治に専念することで、お互いに共に分かち合い、支え合うと言う絆に結びついて行くことで、その後の日本の歴史に良い影響を齎して変わったのでは無いかとも思えるのですが。
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国取り物語 (ドクターK)
2011-11-26 15:57:00
権力者がお互い仲良く協力し合ってというのは昔から無理のようです。平清盛が義朝に勝って子供の義経や頼朝は死刑のはずでしたが、清盛の継母宗子より助命嘆願され、さらに母親の常盤御前が頼朝の妾になり、子供らは助かります。しかしそのために平家が滅ぶことになります。それ以来、みな仕返しを恐れ男の子はみんな殺されることになりました。そして義経だけでなく義経の子供まで頼朝は殺してしまいます。人間でも権力を求める人は畜生以下になります。
 国取り物語というのが昔大河ドラマでありました。こういった思想が日本人の文化になっているのが、現在の姿にも見えます。困ったものです。
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