「ごめんくださあい!」
「はい。」
玄関に出て行くと、向かいの住人だ。袋を持っている。
「おう、これ食ってけろ。」
「何や?・・・おお、立派だごど。」
覗いてみると、キュウリの親分。ズッキーニだ。
「畑さなってだっけからよ。消費に協力してけろ。よろしく!」
「なんだって、いつもありがと様です。」
ってなわけで、我が家の台所に夏野菜が一つ増えた。
ただ、この野菜については、目に入った途端に料理が思い浮かんでいたので、それに相応しい日が来るのを待っていた。
そうして本日、『戻り梅雨』が明けて、再び夏の日差しが戻ってきたところで作ります。その名は、
≪夏野菜のドライキーマカレー≫
暑くなったら、冷たい食べ物。これは、定番の考え方だし、美味しいから、どんどん作りますよ。
だけど、感覚的には、熱くて辛い料理をハフハフいいながら食べるのもよく合うと思うんだよな。で、普通のカレーと違ったカレー粉のスッキリした辛みを楽しむドライカレーを食べたい。そんな風に、前から考えていたんですよ。そこにズッキーニが届いたら、もう決まりなんです。
それでは、始めましょう。
下ごしらえの部
・ズッキーニは300gぐらいを銀杏切り(90度)の半分(45度)の薄切りにしてみました
※結構太かったので
こんな感じ
・ニンジン1/2本を、こちらは銀杏切りにして600wで1分半レンチン
※一番火の通りが心配だったので
・タマネギ1個をみじん切りに、先日刺身で余ったニンニクとショウガ摺り下ろしを使いましょう
・豚の挽肉300gを使います
野菜の準備が出来ました
・調味料は、コンソメ1個にカレールー2片とカレー粉(全部で小さじ1ぐらい)に、ウスターソースとケチャップ各大さじ2
調理の部
・油を引いた中華鍋で、タマネギ、ニンニク、ショウガを炒めます
・挽肉の前にズッキーニとニンジンを入れてしまったので、ひと炒めしたら水1カップを加えて蒸してしまいました
※次に作るときは挽肉を先にします
・ここにコンソメを加え溶かしてから挽肉を入れて色が変わるまで混ぜました
・続いて、カレールーとカレー粉も入れて水分を飛ばしながら溶かし混ぜます
・ウスターソースとケチャップを加えて強火!
・焦げ付かないように混ぜながら水分を飛ばしていきます
※半個体化してきたら火を消して、盛りつけまで放置
・盛りつけのタイミングに合わせて再加熱するといい感じ
スミマセン、これは2日目の朝食(初日、撮れなかった)
挽肉の味が広がってキーマカレー、GOO!
夏野菜の味と食感を楽しんで、GOO!
そして、ドライカレーのピリッとした香り、GOO!
やっぱり美味しいねえ。暑い夜だったけど、みんなで喜んで戴きました。今回のレシピにしてよかった。
お向かいのM氏、素敵な夏野菜をありがとうございました。
このご恩は、秋のキノコ採りの時に返せたらいいなと思っています。