山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

タコタコあがれ!

2023年04月04日 | 日記とレシピ

 昨夜は、久しぶりにタコ料理を堪能させてもらった。山の幸も川の幸も素晴らしいけど、やっぱり、海の幸も素晴らしいものだ。

 そうして、あの広い海原の下に何がいるのかいないのか、釣れるのか釣れないのか、このワクワクドキドキ感は、堪えられません。たとえ、何も釣れなかったとしても、やっぱり引き寄せられてしまうんですね、海の魅力に。多分、また出掛けることになるでしょう。

 さて、実はですね、ディナーに先立ちまして、お昼ご飯の後にタコ焼きを作ってみたんです。

       具材と衣を注いで焼き始めたところまでは良かった

 しかし、

       気持ちよくまとまってくれない

 美味しいことは美味しいんですけど、うまく固まらない。前回も同じような結果だったので、長芋を入れないことにしたんだけど、ダメでした。まあ、しょうがねえワイ。

       お好み焼き風タコ焼きに、路線変更

 これはこれで、非常に美味しかったから、いいことにしましょう。次回以降に課題が残りましたが、今後改善を加えていく課題を貰えたことに感謝しましょう。

 さて、一夜明けて普通勤務から帰宅すると、当然夕食の時間が迫ってくる。今宵は、何を作ろうかな。って、ほとんど心は決まっている。その名も、 ≪タコのから揚げ≫ です。

 タコ料理も、様々あるけれど、釣って帰ったときには、これを外したくない。なんてったって、美味しいんだもの。それでは、始めましょう!

 下ごしらえの部

 ・タコの表面に切れ目お入れておきます

 ※爆発防止と下味を染み込ませるため

 ・食べやすい大きさに切り分けます(今回は、足3本)

 ・ニンニクとショウガを摺り下ろして

 ・醤油と酒各大さじ1と合わせ

 ・ジップロックで合流、密封

 約1時間後、袋から取り出して、キッチンペーパーで水分をよくふき取り、

 ・別の袋で、薄力粉と片栗粉の中で一緒にバフバフ

 ※これがベストなのかどうかは不明ですが、かなりうまくいきました

 調理の部

 ・タコの粉をはたいて、170℃で揚げます

 ※油温が下がり過ぎないように、半分ずつ(各130g)。

 ・浮いてきて、泡が小さくなってきたら終了

 ※刺身でも食べられる状態なので、長時間粘る必要なし

 ※多分、揚げすぎるほどに固くなってしまうと思う

       綺麗に揚がりました。皮の切れ目が効いているのかな?

 爆発することもなく仕上がったようです。

 ※2回目を揚げる前に、底に沈んだ粉を丁寧に掬い取ります

       残ったタコちゃんも揚げて

 さあ、夕ご飯ですよ!

       写真撮る前に食べちゃった(唐揚げがどんどん減っていく)

 毎度のことながら、うまくいけばいくほど、写真を撮るの忘れてしまう。

 つまり、作っているときから、心が躍っているんです。そして、先ず、食べちゃうんですね(認知の衰えも大きいけど)。

 もちろん、超美味しかったです。

 外側のカラッとした食感に対して内側のムニュッとした歯ごたえがたまらなく楽しいことに加えて、ニンニク・ショウガ・醤油の下味がしっかり染み込んで、タコ本来の旨みと絡み合って口の中に広がっていきます。あっさりと飲み込んでしまうのがもったいない、と言うか、いつまでも味わっていたい感じ。

 タコ飯、タコ刺し、タコワカメそして、たこ焼き。どれもすごく美味しいんだけど、タコのから揚げも絶対外せません。たまらなく美味しい料理です。

 本当に、タコ料理、その楽しみ方の多さには驚かされます。

 海は広いけど、タコ料理の幅も広い。

 ありがたいタコ様。

 海の幸、海の神様に感謝あるのみです。