山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

刺身の楽しみ方を広げよう

2023年04月05日 | 日記とレシピ

 休日と好天がたまたま重なりそうだったので、ちょっと海まで散歩に出かけてみた(山には明日出掛ける予定)。

       朝日と鳥海山と漁船と

 非常に穏やかな日和で、春の景色と潮風とを満喫して帰ることができました。

 ついでに、会いたかったタコちゃんは留守だったようなので、また、いつの日にか会いに行きたいと思います。

 さすがに、昨日の今日では虫が良すぎるか。でも、ちょっと悔しいです。

 で、帰宅してから考えた。

 そう言えば、前回のタコちゃんが、まだ残っていましたよね。それなのに、別のタコに会いに行くとは、けしからんことかも。海の神様が怒ったのかもしれないなあ。

 それならば、残っているタコをしっかり料理して、成仏させるところから再スタートしましょう!

 作るのは、 生ダコの刺身 です。

 一応、解説しておくと、前回連れ帰ったタコちゃんのほとんどは、茹でてから調理しております。

       大抵の調理は、ここから始まります

 でも、今回は、その前に一部を茹でずに、

       皮を剥いて

       生のまま冷凍しておいたんです

 下ごしらえの時に、少し触れたんですけど、この生ダコ、すごく美味しいんだけど、すごく扱いづらい代物でもあるんです。

 理由は、タコが軟体動物だからかな。

 切ろうとしても、滑るし曲がるしで、言うことを聞いてくれないんです。

 こういう食材を調理するときにどうやったか、その辺も含めて、まとめておくことにします。

 下ごしらえの部

 ・冷凍しておいたタコの足を、冷蔵室に引っ越して約1時間

 ※カチンカチンだったのが、ゴチンゴチンぐらいに柔らかくなります(半解凍)

 ここから調理開始です。

 調理の部

 ・包丁の刃全体を使って薄切りにします(薄造りね)

       これで、足1本分。疲れた

 ・茹でたタコ足も1本残っていたので、さばいて食べようと思ったんだけど

       メチャメチャ厚切り

 ※吸盤をまな板に吸い付けて切らないと、こうなっちゃいます(切ってから思い出した)

 ま、仕方がないわい。

 2皿できました。ちょっと足りないかな。スーパーの鮮魚コーナーを覗きに行ってみたら、

       おおっ、初ガツオじゃないの!!

 ・早速、連れ帰って薄めの平造りにしました

 そして、もう一つ。

       地元の漁港に水揚げされた甘エビだって

 非常に新鮮で美味しそうだったので、こちらも連れ帰りました。

 ・頭と殻を外しただけ

 これだけあれば、夕食のおかずとしては十分でしょう。

 で、ここからが本番です。

 何をしたかったかと言うと、調味料の相性比べなんです。

 普通、我が家で刺身と言ったら、『わさび醤油』。この一品で決まりなんです。でもね、生ダコをさばいているうちに、本当にそれでいいのか?という思いが湧いてきたんですよ。

 で、考えたのが、普通の『わさび醤油』『ポン酢』の食べ比べ。そこに、このところ時々やっている

『カルパッチョソース』にも加わってもらうことにしました。

 そんでですね、カルパッチョソースにも色々あるから、最近我が家で人気の高かったものを作ってみることにしました。

 今回の分量。

 ・オリーブオイル20g、レモン汁5g、リンゴ酢15g、醤油10g、ニンニク4g、塩1gにあらびき胡椒少々

       よく混ぜて冷やしておきました

 そして、本日の夕食。

       こんなふうに並びました

 手前の3つの小皿を使い分けて楽しみます。

       薄切り生ダコのカルパッチョ味

 生ダコに関しては、これが一番美味しいというのが、家族の一致した見解になります。

 あとはですねえ、ご想像にお任せします。人それぞれのようでした。

 刺身の楽しみ方って、素材の美味しさが基本だと思うんだけど、調味料が変わることで、楽しみ方の幅が広がることに気づかされました。

 今回は、タコちゃんと海の神様に感謝ですね。

 ご馳走様でした。

 そして、ありがとうございました。