休日と好天がたまたま重なりそうだったので、ちょっと海まで散歩に出かけてみた(山には明日出掛ける予定)。
朝日と鳥海山と漁船と
非常に穏やかな日和で、春の景色と潮風とを満喫して帰ることができました。
ついでに、会いたかったタコちゃんは留守だったようなので、また、いつの日にか会いに行きたいと思います。
さすがに、昨日の今日では虫が良すぎるか。でも、ちょっと悔しいです。
で、帰宅してから考えた。
そう言えば、前回のタコちゃんが、まだ残っていましたよね。それなのに、別のタコに会いに行くとは、けしからんことかも。海の神様が怒ったのかもしれないなあ。
それならば、残っているタコをしっかり料理して、成仏させるところから再スタートしましょう!
作るのは、 生ダコの刺身 です。
一応、解説しておくと、前回連れ帰ったタコちゃんのほとんどは、茹でてから調理しております。
大抵の調理は、ここから始まります
でも、今回は、その前に一部を茹でずに、
皮を剥いて
生のまま冷凍しておいたんです
下ごしらえの時に、少し触れたんですけど、この生ダコ、すごく美味しいんだけど、すごく扱いづらい代物でもあるんです。
理由は、タコが軟体動物だからかな。
切ろうとしても、滑るし曲がるしで、言うことを聞いてくれないんです。
こういう食材を調理するときにどうやったか、その辺も含めて、まとめておくことにします。
下ごしらえの部
・冷凍しておいたタコの足を、冷蔵室に引っ越して約1時間
※カチンカチンだったのが、ゴチンゴチンぐらいに柔らかくなります(半解凍)
ここから調理開始です。
調理の部
・包丁の刃全体を使って薄切りにします(薄造りね)
これで、足1本分。疲れた
・茹でたタコ足も1本残っていたので、さばいて食べようと思ったんだけど
メチャメチャ厚切り
※吸盤をまな板に吸い付けて切らないと、こうなっちゃいます(切ってから思い出した)
ま、仕方がないわい。
2皿できました。ちょっと足りないかな。スーパーの鮮魚コーナーを覗きに行ってみたら、
おおっ、初ガツオじゃないの!!
・早速、連れ帰って薄めの平造りにしました
そして、もう一つ。
地元の漁港に水揚げされた甘エビだって
非常に新鮮で美味しそうだったので、こちらも連れ帰りました。
・頭と殻を外しただけ
これだけあれば、夕食のおかずとしては十分でしょう。
で、ここからが本番です。
何をしたかったかと言うと、調味料の相性比べなんです。
普通、我が家で刺身と言ったら、『わさび醤油』。この一品で決まりなんです。でもね、生ダコをさばいているうちに、本当にそれでいいのか?という思いが湧いてきたんですよ。
で、考えたのが、普通の『わさび醤油』と『ポン酢』の食べ比べ。そこに、このところ時々やっている
『カルパッチョソース』にも加わってもらうことにしました。
そんでですね、カルパッチョソースにも色々あるから、最近我が家で人気の高かったものを作ってみることにしました。
今回の分量。
・オリーブオイル20g、レモン汁5g、リンゴ酢15g、醤油10g、ニンニク4g、塩1gにあらびき胡椒少々
よく混ぜて冷やしておきました
そして、本日の夕食。
こんなふうに並びました
手前の3つの小皿を使い分けて楽しみます。
薄切り生ダコのカルパッチョ味
生ダコに関しては、これが一番美味しいというのが、家族の一致した見解になります。
あとはですねえ、ご想像にお任せします。人それぞれのようでした。
刺身の楽しみ方って、素材の美味しさが基本だと思うんだけど、調味料が変わることで、楽しみ方の幅が広がることに気づかされました。
今回は、タコちゃんと海の神様に感謝ですね。
ご馳走様でした。
そして、ありがとうございました。