山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ほんとうのことば(さんぽうた185)

2023年04月22日 | いきもの

   ほんとうのことば   ふじね みこ

 

そんなことば

ききあきたわ

 

わたしをゆさぶるのは

ほんとうの ことばだけ

 

ほんとうのわたしを つつむ

あたたかいことばだけ

 

あなたの

こころのこえを

きかせてよ

 

でも

わからないでしょうね

 

わたしの

うわべのすがたばかりを みている

あなたには

 

たぶん

えいえんに

 

わたしをゆさぶる

ほんとうのことばが

ききたい

 

       我が家のフジが咲き始めました

 驚いたのは、開花の翌日。

       見えるかな?

       まだ分からないかな?

       やっぱり写真に撮るのは難しい

 どこからともなくクマンバチがやってきて、ぶんぶん飛び交っているんです。

       これから花房が伸びて(去年の画像です)

       どんどん美しさと香りとをふりまき始めるはず

 楽しみで仕方ありません。ハチだけでなく、人間からもモテモテの「みこさん」です。

「でも、私の心の声を聴いてくれる人は誰もいない。」

そんな寂しげな声が、頭上から聞こえてきました。

 言われてみれば、そのとおりかもしれない。「みこさん」が、どんな思いで花を咲かせているのかなんて、考えたこともなかった。ただ、その美しい姿に夢中になって、一方的に愛でるだけだったかもしれない。

 ごめんな、自分のことしか考えていなかった。こうして、花開き、日一日と花房を伸ばしていくことや、ハチたちが遊びに来る数を増やしていく様子に、「みこさん」自身がどんな思いでいるのか、これから玄関をくぐる度に心を巡らせていくように努めてみましょう。

 そして、これだけは変わりません。暫くの間、その姿と香りを楽しませていただきますね。