山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

史上最大のタラコ料理

2023年02月11日 | 日記とレシピ

 今回届いた『石巻からの挑戦状』は、史上最大のマダラ。身の大きさもさることながら、タラコの大きさは、かつて見たことがない大きさである。

       なんてったって3kgですよ!

 去年のタラコを丁度食べ終わったところだったのが救いと言っていいでしょう。偶然とは言えホッとしました。

 しかしですねえ、去年も苦戦したんだけど、今年は更にグレードアップしている。どうするマタギ?

 マダラのタラコは、真子と呼ばれます。これに対して、スケトウダラのタラコは、助子と言うらしいです。ご覧の通り巨大なものだから、助子のような塩漬けとか明太子とかには不向きなんです(多分)。

 で、考えたんだけど、やっぱり煮つけが一番使い勝手がいいし保存も効くよな。まずは、基本路線確定。

 ただ、もう一つやっておきたい料理があるんです。それは、醤油漬け。すごく美味しい食べ方なんです。かつて、一度だけ作ったことがあるんだけど、基本的に生食なので、昨近のアニサキス事情(温暖化のせいか、中毒例が激増しているらしい)から敬遠していました。でも、身の方を冷凍することで対応できるのなら、タラコだって同じように対応できるかもしれないと考えました。

 早速取り掛かりましょう。

 下ごしらえの部

 ・タラコの袋を割いて、卵を丁寧にしごき出します

       これは煮つけ用 

       こちらは醤油漬け用

 ・醤油漬け用は、ラップして一昼夜冷凍します

 調理の部

 ・タラコにだし汁800ml、酒醤油みりん各1カップ入れました

 あ、こりゃ無理だ。 沸騰したら間違いなく溢れる。

       鍋をもう二回りほど大きいものに変更しました

 ・火加減に気を付けながら煮詰めていきます

       約30分後、だいぶ水分が飛んだようです

 ・暫く粗熱を冷まして、400gずつ袋に移して密封

       冷凍保存用が6袋できました

 残りを常備菜にします。

 ・ささがきにしたゴボウとニンジンと、湯がいた糸コンを炒って

 ・残ったタラコを加えて炒め煮にします

 ・醤油みりん各50ml追加

       水分があらかた飛んだら出来上がり

       これが、即戦力用です

 醤油漬けが楽しみなんだけど、最低でもあと二日かかる予定です。

       こんな風になるかな(過去の画像です)

 史上最大のタラコ料理。やっとここまで辿り着きました。すごくホッとしています。

  さあ、今年初の『石巻からの挑戦状』も、一山越えてここまで辿り着きましたよ。でも、まだまだ山場が待っています。残り半分強かな。

 夜勤と雪かきの疲れもあるので、ちょっと一休みします。

 それでは、続きはのちほど。