本日の夕食
ディナーショー レッドカーペット!ではないけど
この中に、本日の日記の主役がいます!
それは、
なんじゃこれは?
と思うかもしれないけど、美味しく出来た記録でもあるし、やっちまった記録にもなるので、今後のために、その経過を残しておくことにしました。
・・・そもそもの原因は、マタギの食糧計画がいい加減だったことだと思う。冬が終わり、春の山菜が出始めたというのに、昨年までに保存しておいた山菜が大量に残っているんですよ。
これを何とか消費しておかないと、これから台所の需給バランスが崩れてしまうのだ。
簡単に言うと、ワンサカ採って山菜採りを満喫したいのに、このままだと採ってきた山菜が行き場を失ってしまうのだ。
そうなってしまう前にと、保存山菜の消費を始めたんですね(この期に及んで)。
で、今回は、塩漬けのワラビを戻すことにしたんです。ところが、考えが甘かった。当初見込みと、調理の結果がずれてしまったんで、その辺の顛末と、軌道修正について記録を残しておくことにしました。で、出来上がったのは、
≪ワラビのタタキ≫
これが、最初の画像の作品なのですよ。念のため断っておきますけど、美味しいです!それでは、
下ごしらえの部
・塩漬けのワラビ(500gぐらい?)を軽く洗って塩を流します
・銅鍋をしっかり煮出して
・ワラビを投入!塩抜きです
・重曹を少々回しかけてワラビを裏返したら消火
※このワラビ、極めて太くてアクが抜けにくいので、塩抜きの段階で重曹を入れて、アク抜きも同時にやってみました(生鮮と同じやり方)
・蓋をして一晩待ちました
翌朝、
アクがたっぷり出ています
・水を二度ほど入れ替えて塩抜き
※この間に、先端の成長点は切り落としました
ここまでの作業で、かなり柔らかくなってしまったことに気付きました。
勤めに出ているうちにタッパーに移しかえてくれた妻が、
「柔らかすぎるかも。」
との感想。
やべえ!調子に乗って、いい加減に調理してしまったせいだ。
・・・この場合、重曹の量と加熱とのバランスが悪かったということでしょうね。 おっしゃる通りだと思います。おひたしにするつもりだったけど、一部変更しましょう。
・タッパーに移した中でも、特に柔らかそうなものを選んでたたきました
※みじん切りにして混ぜる感じ(硬いときは包丁の背を使うんですけど今回は不要)
・顆粒出汁を適量かけて(既にトロトロ)
・みりんと薄口醤油各大さじ2を加えて混ぜました
ここで味見したら、既に十分美味しいんですけど、ショウガを摺り下ろして、
お好みでお使い下さい
これがおろし生姜をかけたもの
そして、夕食です。
ご飯にかけて食べてみると、美味しいじゃないの!ワラビ独自のアクは、すっかり抜けています。
いやあ、途中、顔面蒼白になっちゃいました。だけど、修正を加えていったら、V字回復ですよ。やってみるもんだね(今度は、刺身が余っちまったけど)。
人生、諦める前にやれることはやってみるということか。
ワラビ料理は、甘くなかった。だけど、最終的には美味しくなったんだから喜びましょう。
ありがとう!ワラビさん!!
次に採れすぎても、心配せずに色々試してみますね。