山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

春を求めて東へ西へ

2022年04月05日 | 日記

 4月に入ったんだから、春の山菜も目覚め始めるんじゃないかな。というか、目覚めてほしい。ここ数年は、この時期になったら収穫が始まっているんだから。

 山菜仲間のA氏に連絡を入れてみると、

「まだ早いと思ってる。」

とのこと。

 確かに今シーズンは大雪だったから、例年よりは山菜の成長も遅れるはずだよね。

 念のために、採り場周辺の気象データを集めてみる。すると、2月の月平均気温が2度あまり、3月は1度あまり低いことが分かった。連動してると思うんだけど、日照時間も今年だけで30時間以上短い。

 やっぱり、まだ早いかな。片道2時間もかけて出掛けて行くにはリスクが大きすぎる気がしてきた。

 仕方がないので、お休みの本日は、周辺の山の様子を観察してみることにしましょう。

 夜明け前、まずは東のお山に出掛けてみる。

       案の定、雪の消えかけ

       フキノトウどころじゃないですね

       桜のつぼみも硬い

 唯一、春を感じることが出来たのが、鳥のさえずり。こんなに寒い中なんだけど、ミソサザイが沢音に負けないぐらいの大きさで、元気いっぱいに声を響かせていた。

 またね。

 お山は無理そうなので、今度は西の河川敷をウォッチング。

       水たまりが凍ってます

       葉山の雪は、結構融けてきた感じ

 ここでも、春はまだまだ遠いようですね。

 はい、分かりました。収穫を楽しむのは、もう少し後、ということですね。

    帰り道に見えた、朝日連峰の山並み(まだまだ真っ白)

 このところ、日差しが強くなって、家の周りの雪も融けたので、多少は期待していたんだけど、やっぱり、まだ早いようです。

 帰ったら、また、保存していた山菜を戻して戴くことにしましょう。これで、少しは心も落ち着くはず。

 バイバイ、また遊びに来るからね。極々、近いうちにね。