良かった！

　コロナ禍で中止が続いていた競技会が、ここに来て開催されることになった（マタギは微力ながらお手伝い）。
　正直な所、首都圏を中心にして感染拡大の最中でもあり、「いいのかな？」という思いもあるのだが、開催された。

関係ないけどムクゲ（以下同様）

　観客や応援の徹底的な制限に加えて、選手の受付から、移動方法、結果の公開まで、これまでには考えられなかったぐらいに「リモート」が可能なんだなと、感心させられた。言い換えると、選手たちの夢を叶えるために、今できる最大限の知恵を振り絞っての大会運営になっており、頭が下がる思いだったのだ。

　そのようにして整えられた競技環境で、精一杯の力を尽くそうとする選手たちの姿は、それ以上に尊いものだった。
　これまで、様々な制限を余儀なくされ続けてきたなかでも、工夫して力を伸ばしてきたんだなと唸らされる成長ぶりが多々見られた。
　ともあれ、最後まで競技会を運営できたので、本当によかったと思う。
　選手たちの志と、それを支え実現させようとする人々の心意気を実感することが出来る大会になった。
　『自粛』から一歩抜け出せた大会。かえすがえすも良かった！

　この先、どれだけの障害がひかえているか分からないが、一度やり遂げることができれば、あとは改善するだけだ。
　きっと、これからの競技会も改善が加えられ、よりスムーズに運営されていくことだろう。
　選手たちには、こうした環境でも、自分の可能性を信じて努力していけば、力を伸ばしていけることを実感してくれたら嬉しい。

写真は真夏に咲いた花でした