山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

季節の歩みの中で

2020年04月23日 | 日記
 我が職場に「在宅なんとか」とか「テレなんとか」はない。いつものように出勤し、昼の散歩に出掛けると、

三日見ぬ間の桜かな

街路樹の桜が、葉桜に変わっていました。
 公園に着くと、

まだ満開でした


美しい!


この色、大好きです

ヤナギの葉も芽吹き始めています。
 山の方に目を移すと、

白っぽいツブツブが見えます。多分、コブシの仲間かな?枝先が色づき始めた木もありますね。「山笑う」の少し前、「山微笑む?」それとも「山目覚める?」。いずれにしても、春の喜びが大きくなってきたと感じます。
 歩いていると、色々な春に出会います。




菜の花の奥に見えるのは、サクランボの果樹園です。こちらも、花を咲かせ始めていました。
 この時、先日の釣りの帰り道にA氏と話したことが思い出されました。車が果物の生産で有名なS市を通り抜けている時の会話です。
「春だねえ。」
「でも、この辺のイチゴ狩りとかサクランボ狩りとかって、今年はどうなるのかなあ。」
「密閉空間でのレジャーは無理だろうね。」
「うん。」
 ・・・命がきらめく季節。それなのに、人工的な施設の中では、生き物との触れ合いも制限されてしまうんでしょうか。

 この状況下、身の回りで無理なもの、諦めなければならないものが、沢山でてきた。正直、八方ふさがりで停滞しているものも山積。
 でも、こんな時だからこそ、目先のことや飛び交う情報に振り回されずに、ひとまわり広い視野を持って暮らしていきたい。季節の変化を楽しむ心を忘れることなく。