山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

まずは 活アジ定食!

2020年04月21日 | 日記とレシピ
 すごく久しぶりに、まともな魚釣りが出来た。
 このブログの自己紹介に『魚釣り』とか『海山遊び』みたいなことを書き込んだ割に、全然それが出来ない。お魚の話題と言えば『石巻からの挑戦状』がメインだった(多分、これからもこちらが優勢)。でも、マタギ本来の『獲ってきて美味しく戴く』という日記がようやく書けそうで嬉しいです。
 こういう(宣言したのに実行できないみたいな)のって、結構プレッシャーになることが分かりました。だけど、それが実現できたときに喜びに変わるから楽しいということも分かりつつあります。
 なんと申しますか、『背水の陣』みたいな位置に自分が置かれていると感じてしまうのかもしれない。そうすると、怠け者なマタギが、行動するマタギに変身することが出来るような気がする。こんな風に、『ブログの効能』をあらためて実感してき始めたこの頃です。他の皆さんもこんなこと感じることあるのかなあ? ま、『ほどほど』が何よりも大切だと思いますけど、やっぱり欲が・・・。
 さて、釣ってきたアジは、結構沢山います。どうやって戴きましょう。
 ポクポクポクポク チ~ン

  ≪活アジ定食≫

 まずは、ここからでしょう。新鮮なうちでないと味わえないアジの美味しさを堪能できるといいな。

 お造りの部

 ・軽く洗ってゼイゴを落とす
 ※お造りの場合、ゴツゴツとしたデコボコさえ取れればいいと思う
 ・頭を落とし、ワタを抜いて軽く洗う
 ・三枚におろす

 ・腹骨を外して皮を剥く
 ※いつものように皮を引くのだが、身が意外と丸い上に皮が弱いので難しかった
 ・適当な幅に平造りにして一丁上がり
  (もっと大きいと血合い骨を抜きますけど・・・)

 塩焼きの部
 ・洗ってゼイゴを落とす所までは同じ
 ・ワタを抜いて切れ目を入れる
 ※火の通りをよくするため

切れ目を入れる前です

 ・ヒレに塩をまぶす
 ※化粧塩(ヒレが焦げ付かずに残る、といいなあ)
 ・熱したグリルで加熱
 ※強火で1分ほど 後 弱火にして数分
 ※今回は、中サイズだし新鮮なので6分ほど
 ※暫く余熱
頃合いを見て盛りつけます。

きれいに焼けたかな?

 ※作者としては、もう少し火が通っても良かったかなという感じ
 ※みんな喜んで食べていたのでよしとしましょう(刺身に出来るレベルだからね)

本日の活アジ定食です

 山の神様から分けてもらったシドケ、アイコ、クワダイも美味しいおひたしに仕上がりました。
 ここに、摺り下ろしのワサビが加わったので、大満足です。
「和の食卓になったねえ。」
と言いながら、団らんの一時を過ごすことが出来ました。

 しかし、残るアジは二十数匹。せっかくいただいた海の神様からの恵みです。この子達を喜びの料理に変えていくのがマタギのつとめ(海の神様に対してと家族に対してと)です。
 どうやって戴くかは、これから決めていきたいと思います。
 このワクワクとドキドキが、最初に書いた『ブログの効能』なんだなあ。

 To be continued!