山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

穏やかに収束してほしい

2020年02月27日 | 日記
 全国一律の休校措置
 政府も思い切った決断をしたものだ。
 これによって、児童生徒や保護者、そして教育関係者は、想定外の対応を迫られることになるだろう。
 受験生や受け入れ先、そして保護者の動揺も、ただならぬレベルになることは想像できる。
 当事者の皆様方の心労は、想像を絶するものだろう。
 その心中を思うと、何もできず、心の内で祈り、ねぎらうことしかできない我が身が歯がゆい。


 ただ、この思い切った措置によって得られる、プラスの効果もあると思う。
 この措置は、コロナウィルスの拡散を防ぐというのが一番の目的なんだろう。
 しかし、今回、私が一番心配していたのは、心の乱れだ。
 「あの人のせいで」とか「もしかしたら、あの家から」みたいな疑心暗鬼が広がることが一番心配だったのだ。
 そういった風評被害や、それに伴ういじめが回避されそうな気がするから、今回の措置には賛同したいと思う。

 とにかく、穏やかに、この災厄が収束しますように。

心配な春

2020年02月27日 | いきもの
 異様に早い春の訪れ。不気味に感染を広げるコロナウィルス。地震でも台風でもないけど、未経験の天災(人災?)が迫り、その情報に右往左往させられている感じ。
 で、職場での話題は、コロナウィルスが7で、政治経済が2。そして、異常気象が1ぐらいの割合かな。
 マタギの感想としましては、
「現状は、その通りなのかな。けれど、コロナは、科学と医学が解決してくれるはず。それに伴って政治経済も(オリンピック関連行事は心配だけど)少しは落ち着くかな。でも、異常気象の問題解決は、もっと厳しいと思う。」
というのが本音。

遂に本当の冬が来ないまま、ここまで来た

 マスクがなくならないようにだの、隔離されたときのための食料だのといって買いだめに走りたくなる気持ちも分かる。だけど、同時に起こっているのが、生き物全般の存続に関わる大問題なんだと思うんです。
 前にも書いたけど、同じ異常・異変でも、警報って、実害が直近で出そうか、または出てからでないと発令されないんだよね。この冬の異常な高温は、確かに異常だけれども、今のところ、一般市民にとっての実害が出ていないんです。むしろ、雪国独特の災厄とも言える、除雪や交通のストレスがないのだから、歓迎されてもおかしくない。
 これを警報としては発信できない、という気象庁の基準もわかる。だけど、『これは、将来的にヤバい!』という発信は、誰がするの?
 公的な機関がやらないんだったら、微力でも個人がやれることをやるしかないのかな。

ヒメオドリコソウが咲いてました


オオイヌノフグリも喜んでいます


三日見ぬ間の椿かな


 まだ2月だというのに、春の気配満載です。だけど、こんな山形おかしい!
 確かにコロナウィルスは、恐ろしい。これから先に想像される実害とともに、学校や職場、サービス機関にもたらされる風評被害がどこまで広がっていくのか、すごく心配だ。
 だけど、温暖化の進行と防止策の方がマタギにとっては、大きな課題だと思います(マタギの話題としては、大きすぎかなあ)。

 今年も、そして、これからも、豊かな春の恵みを楽しめますように。