山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

よきものは よきかな

2020年02月12日 | 日記とレシピ
 「石巻からの挑戦状」を巡るマタギ日記(と言うよりも庖丁人日記)は、ほぼ終結を迎えたと言ってよいでしょう。残っているのは、寒ダラの身
 今回の「どんがら汁」では、折角なんですけど仲間はずれ。汁の具が多すぎて使用を諦めてました。

こちらはこちらで完成品です

 となると、
  ポクポクポクポク チ~ン

  ≪タラのお造り≫

 我が家では、この時期に寒ダラを楽しむとき、結構やっているんですよ。

使うのはここです


 下ごしらえの部
 ・タラの身から皮を削ぐ
 ※皮を下にして、皮と身の間に包丁を置き皮の方だけを引く
 ※「菩薩掌」の感覚(まな板と包丁は動かさないで、間に挟んだ皮だけを動かす)
 ・ラップまたは真空パックに包み冷凍する
 ※衛生の観点から要冷凍です
 ・丸一日以上冷凍した後、ぬるま湯で解凍する
 ・身を切り分ける
 ※そもそも、身が柔らかい魚なので、平造りがお勧め

美味しそうでしょう


再登場のタコ足の刺身(一部残ってた)

 このあっさり系の刺身達がたまらないんですよね。ワサビ醤油で味わわせてもらいました。
 ことタラのお造りに関しましては、我が家以外で食べたことないんです。これって、マタギ自身が世間知らずなのか、我が家の食卓が変なのかよく分かりません。でも、美味しいから、当たり前にやっています。マダイなんかの野性味とも違った、白身魚の滋味とでも申しましょうか。堪能させていただきました。
 やっぱりありがたいと思います。自然の恵み、人からの施し。

 よきかなあ! はっはっはっはっは~!