山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

日程が合わない!

2019年10月27日 | キノコ採り
 先週の続きになるキノコ採りである。当初は、土曜日の朝仕事と考えていたのだが、例の大雨で延期。
「土曜日の午後はどうだ?」
と聞かれたが、こちらは夜勤。
「日曜日は?」
と問い返すと、今度は、お向かいさんが勤務だと。
 じゃあ何時行けるか、調べてみると、11月4日まで日程が合わないことが分かった。
「仕方ないね。」
と、合意したものの、前回置いてきたツブ達が気になり始めた。22日に置いてきて、次までとなると、ほぼ2週間。このところの高温を考えると、絶対に朽ち果ててしまう。
 これでは、山の神様に申し訳が立たない。改めて向かいの住人に連絡を入れて、前回の見置き分を収穫してしまう旨を伝えた。
「しょうがねえべ。行ってきてけろ。」
と言われた言葉に背中を押され、雨中だが出かけることにした。

紅葉真っ盛り(落葉も進み出しました)

 とは言え、川はまだ増水中である。この前のように本流を渡渉することはなし。安全地帯で、前回見置きしてきたツブナメコを回収するだけだ。

それなりに大きく育っていました

 まずは、『倒木群』のツブ達。量は多くないけど、順調な生長と言ってよいのではないでしょうか。嬉しいことに、ムキタケの発生が始まっていました。

ムキタケの子

 新たな極小ツブナメコ(我々は「カニのメン玉」と呼んでいる)も、見つかりました。(…これで、来週も向かいの住人と楽しめそう。)
 さて、次です。『王様』の様子をうかがいに行きます。


カサが開きかけてる

 こちらの方がカサが開いています。自信がないんだけど、細い木に生えた方が早く育つような気がしています。前回見たときは同じくらいと思ったのに大きさが違ってきたのは、そのせいでしょう。
 こちらも、見回すとツブの出始めです。でも、手は出しません。来週の楽しみです。
 とりあえず、前回の採り残しを回収できたのでよしとしましょう。今回は少ないんだけど、これを等分して向かいの住人に届けることにしました。本当に気持ちばかりのお裾分けみたいなんですけど、仕方ないと思います。
 今回見つけたツブ達。来週の同行日まで残っていると良いなあ。そして、また山分けを楽しみたい。