山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

休養日予定が山歩きに

2019年10月05日 | キノコ採り
 土日が休みになる。今週は、ボランティアの予定もないから自由に使える。嬉しいと言えば嬉しいのだが、予報では台風18号が温帯低気圧になって上陸するらしいから、土曜日は自宅待機して、日曜日に遊ぼうと考えていた。
 ところが、土曜日に目覚めて気象情報を見ると、温帯低気圧は通り過ぎてしまい、本日は好天。逆に遊ぶ予定でいた明日の降水確率が60~70%だと。
 え~っ!だったら予定変更じゃん。本日は、石巻から送られてきたサンマの調理にじっくりと取り組む予定だったのだが延期。急遽、山遊びの準備を始める。
 諸道具は、一昨日使ったままなので、ほぼ問題ないが、ウエット靴下だけが乾いていなかったので、予備のものに切り替える。あとは、多分、大丈夫じゃないかな。いざ、出発!と思ったが、待てよ。
 もともと予定していたのは、雑キノコ採り場探訪である。確かに本日は、いわゆる休日。アウトドア人口が最も増えるときだ。でも、こういう時に、マイタケやマツタケみたいな高級キノコを目指して、しのぎを削り、体力の限界に挑戦する戦いは、御免被りたい。したがって、深山を避けて、気軽に散策できる里山を歩くつもりでいたのだった。
 ということは、日曜日が土曜日に変わっても、そんなに影響はないじゃない。冷静になって考えると、急ぐ必要がないことが分かってくる。その後は落ち着いて、朝食終了後、のんびりと山に出掛ける。
 同じキノコ採りでも、戦ったり競ったりする相手がいなければ本当に気楽なものだ。本日は、雑キノコの発生具合を確かめながら、マイナスイオンの世界を徘徊することができた。

ナラタケのツブ

 
オシロイシメジも出始めました


あれあれ、ナメコまで

 いろいろと出始めましたよ。

全部一緒に佃煮にしてしまいました

 例年、10月の中旬頃になると雑キノコの本格シーズンに入るんですけど、今年も楽しめそうな気配です。
 来週、どんな風に成長しているかな?



サンマは目黒にかぎる!(塩焼き編)

2019年10月05日 | 日記とレシピ
 サンマを贈ってくれた石巻の叔母にお礼の電話を入れる。
 聞けば、このサンマを選んでくれたのは、地元の魚屋さんで、石巻港に入った魚の中からお眼鏡にかなったものだけを選んでくれるそうだ。
 よその港に水揚げされたものは絶対に買わないというこだわりをお持ちの方とのこと。どうりで良いサンマばかり。ありがたやありがたや。

塩焼きにします

 さて、刺身はサッサと準備してしまったけど、やっぱりサンマは目黒にかぎるでしょう!こちら(塩焼き)は、食べる直前になってから一気に調理してしまいます。
 ただ、たかが塩焼き、されど塩焼き。焼き方にも色々な工夫や違いがあるんですよ。
 まずは、ワタを残すか取るか。良いサンマは、ワタが入ったままの方が脂がのってコクがあって美味しいと私は思っている。でも、家族の中には、ワタなんてお断りという方もおられるんですよ。
 そのため、二通りの塩焼きを準備することになります。

≪サンマの塩焼き≫

下ごしらえの部
 ・軽く洗って汚れを落とし水気を拭き取る
 ・背骨に沿って切れ目を入れる(芯まで火が通るように)
 (ワタつきの場合)
 ・できるだけワタが落ちないように、肛門を起点にして半分に切る
 (コンロが小さいためです。全体が収まるのなら切らない)

 (ワタを抜く場合)
 ・頭を切り落とす
 ・肛門から胸にかけて腹を割く
 ・ワタをきれいに洗い流して水分を拭き取る

 ・表裏に塩を軽く振りかける


焼き方の部

 ・金網をサラダ油で拭く
 ・1~2分、強火で金網とコンロ内を温める
  (皮が張り付かなくなる)
 ・手早く魚を並べて、塩焼き開始
 ・1~2分間は強火(魚のサイズによって変わるけど、考え方はステーキと同じ=旨みを閉じ込める)
 ・その後、5~7分弱火で焼き続ける。
 ・火を止めてから、しばらくはコンロの蓋を開けない(余熱)

焼けました

 本日の晩餐の主役は、サンマです。昨日のマイタケは、吸い物になってわきを固めます。

こちらも良い味と香りになりました



本日は、海のもの、山のものが並ぶ『和』の食卓


 味覚の秋到来ですね。いただきます。