今日の へ理屈

2009年02月20日 | 老頭児ガイドのよまひ言
イザリウオは差別用語だそうです、カエルアンコウと名が変わりました。
「差別用語」 性差別、身体的差別、人種差別等を意味する、特定の表現。
イザリウオのイザリは「身体的差別」に該当するからです。
いざり寄る は何と表現すればよろしいのでしょうか。
ザトウクジラの「座頭」は身体的差別に当らないのでしょうか。

「看護婦」は性差別になるので「看護師」、英語ではナース(nurse)。
「女子アナ」は性差別用語ではないのでしょうか。
「イザリ」は駄目で「ザトウ」は良い、「看護婦」が駄目で「女子アナ」は良いとはどうも納得できません。

キリスト教の祈りの中で神のことを「父」とよんでます、 天にまします我らの父よ。  それだけではありません、聖書の中の差別用語を全て書き換えたらどうなってしまうでしょう。

白州次郎がケンブリッジで学んでいた当時は、教授は必ず「Gentlemen」と一言かけてから授業を始めたそうです。ところが今では男女共学になり、それができなくなってしまった。と「風の男」の中で回想していたのを思い出しました。

米国のインデァナポリスに、インディ500と云うカーレースがあります。 レース開始にかけられる、恒例の Gentlemen start your enngine も、Ladies andが付け足されるのでしょうか、女性ドライバーが出てきたら。