自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

ヤマトスジグロシロチョウ(大和筋黒白蝶)

2020-09-09 06:03:54 | 蝶・蛾・トンボ
【ヤマトスジグロシロチョウ(大和筋黒白蝶)】
昆虫  : チョウ目 シロチョウ科 モンシロチョウ亜科
時期  : 7~10月
前翅長 : 18~32mm
分布  : 北海道・本州・四国・九州
珍しさ : 普通 ★★☆☆☆ 珍しい

白色で、前翅表面は翅端部が黒く、黒紋がある。
春型は翅脈に沿う黒条が目立つが、夏型は黒条が不明瞭。
スジグロシロチョウによく似ている。
一般に、本種のほうが小さく、翅にやや丸みがあり、黒色部が少ないが、個体変異や季節変異があり、見分けるのはかなり難しい。
北海道には、さらによく似たエゾスジグロシロチョウも分布する。
日本では少なく、山地で見られることが多い。林縁や谷沿いをゆるやかに飛び、白色や黄色の花でよく吸蜜する。
幼虫の食草は、ヤマハタザオ、イワハタザオ、スズシロソウなど。

◎2020年8月2日 岐阜県にて 写真4枚 追加しました









◎2019年6月6日 富山県にて 写真5枚 追加しました
標高800~900mの場所です











◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真2枚



ウメバチソウ(梅鉢草)

2020-09-09 06:03:28 | 山野草
【ウメバチソウ(梅鉢草)】
高山   : ユキノシタ科ウメバチソウ属
花期   : 8月~9月
名の由来 : 花の形が梅鉢の家紋に似ていることから

山地や山麓の湿り気のある日当たりのよいところに生えていて、根生葉は長い柄があり、数枚がかたまってつく。
葉身は円形又は腎形で、基部は心形となる。
高さ10~40cmの花茎を直立し、1枚の葉と1個の白色の花をつける。
花茎につく葉は柄がなく、茎を抱く。
花弁は太く白い花糸を持つ5本の雄しべとともに、糸状に裂開した仮雄蕊(かゆうずい)がある。
仮雄蕊の先端には黄色い腺体がある。
裂開数によって変種に細分され、ウメバチソウは12~22、エゾウメバチソウは9~13、コウメバチソウ(中部地方以北)は7~11とされるが、図鑑によって記載が違う。
雌しべの柱頭は4裂する。

◎2020年8月25日 富山県にて 写真1枚 追加しました



◎2010年7月31日 富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2009年10月12日 写真4枚