自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

イチモンジチョウ(一文字蝶)

2020-09-07 06:15:46 | 蝶・蛾・トンボ
【イチモンジチョウ(一文字蝶)】
昆虫  : チョウ目 タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科
時期 : 5月~9月
分布  : 北海道・本州・四国・九州
大きさ :(前翅長)24~36mm
珍しさ : 普通 ★★☆☆☆ 珍しい

前翅から後翅を通り、反対側の前翅にかけて名の通り一条の白斑列が並ぶ。
ミスジチョウの仲間だが、特徴である滑空するような飛翔はあまり行わない。
低山の広葉樹林や草原に生息し、花によく来るほか湿地や腐果にも集まる。
近縁種にアサマイチモンジがあるが、前翅中室の白紋が消えかかることなどで区別できる。
またメスグロヒョウモンのメスとも似るが、メスグロヒョウモンは翅表にある白条が裏には現れない。
幼虫の食草はスイカズラ科のスイカズラやタニウツギ、ヤブウツギなど。
成虫は年3~4回発生し5月から9月ごろまで見られるが、寒冷地では年1回発生となる。

◎2021 イチモンジチョウ 2021年6月3日

◎2020年8月20日 岐阜県にて 写真3枚 追加しました







◎2020年6月17日 石川県にて 写真1枚 追加しました



◎2020年6月5日 富山県にて 写真1枚 追加しました









◎2018年6月18日 富山県にて 写真1枚 追加しました



◎2017年7月10日 富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2017年5月30日 富山県にて 写真7枚


イチモンジチョウとアサマイチモンジチョウとの比較とメスグロヒョウモン(参考)











ヘリグロチャバネセセリ(縁黒茶翅挵)

2020-09-07 06:14:54 | 蝶・蛾・トンボ
【ヘリグロチャバネセセリ(縁黒茶翅挵)】
昆虫  : チョウ目 セセリチョウ科 アカセセリ亜科
時期  : 7~8月
前翅長 : 13~14mm
分布  : 北海道,本州,四国,九州
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい  

スジグロチャバネセセリの♀と似るが、地色が淡く、外縁の黒褐色帯もうすい。♂♀は斑紋の差が少なく、♀はやや黒褐色帯が明瞭になる。
年1回の発生。低地では6~7月、山地や寒冷地では7~8月に出現する。終齢(5齢)幼虫で越冬。
草原、林縁の草地に棲む。ヒメジョオンやオカトラノオで吸密、素早く飛ぶ。湿地で吸水する。
前翔長10mm程 翔裏面は黄橙色の地に黒の翔脈が目立つ。 食草イネ科。

◎2020年8月2日 長野県にて 写真5枚