ho999~死ぬ準備~

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線路の幅 その1

2012年07月15日 | 日記・エッセイ・コラム
今日、今年初めてセミの声を聞きました。
三線軌条のことを調べていて意外なことが(私にとってね)わかりました。首都圏を走る鉄道の線路幅はJRに代表される狭軌と、京急など一部が採用している標準軌の2種類だと思っていまいしたが、実はもう1種類、狭軌の中でも偏軌とか呼ばれたりするものがあるそうです。
偏軌は路面電車の名残のようで、成田山、川崎大師がそれぞれある京成、京急はもとはこの幅だったそうです。それが京急が高速化のため標準軌を採用。その後都営地下鉄浅草線が開通し、京成との相互乗り入れすることになるわけですが、京成、京急は線路幅が違います。なんとこの時京成は全線偏軌から標準軌に改軌したそうです。かわいそう?なのは新京成で、狭軌開通後、京成傘下入りし、偏軌に改軌、そしてまた標準軌に改軌したそうです。ご苦労さまです。
ところで都営地下鉄ですが、そんなわけで浅草線は当然標準軌です。が、三田線は狭軌、これは東急との乗り入れがスムーズにいきました。もう一つ、新宿線は乗入入れ先の京王が偏軌のため偏軌を採用と、なんと3種の線路幅があるそうです。車両基地、整備など面倒そうです。
つづく。
   
三線軌条ではなく、「あ」さんご指摘の脱線防止レール。
京急も横浜駅を横須賀方向に出たすぐのところが急カーブで、「鳴く」ポイントです。
ここは両側に脱線防止レールが設置してあります。うまく写真を撮るには根岸線からじゃないとならないので、実現していません。
20120715