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お座敷都市開発

計画性のない箱庭的乱開発でおうちの中が増々カオス。

鉄道模型フェスティバル2014…その1

2014年08月12日 17時18分50秒 | レゴ(イベント)
1980年代の京阪間のスターが勢揃い!…左から阪急6300系(薬師山さん制作)、国鉄117系、京阪旧3000系。この並びが、こんなに早く実現するとは思わなかったです。阪急百貨店うめだ本店で初顔合わせ、というのも素敵なタイミングです。

強い思い(というか、執念)がここに集わせたのでしょうね。勿論、すべて新作です。

高架に停車中の奈良線仕様の103系(薬師山さん制作)も気分を盛り上げます。



カーブしたホームを旧3000系が通過中。町並みが伏見稲荷駅あたりに見えてきます。手前のホームには関山さん制作の1900系が停車中。

旧3000は、1m=2スタッドのスケールですが、実車が19m旧なので、実際は少し短い全長38スタッドです。それでも今回のカーブが連続するレイアウトは苦しい…特に曲線抵抗が大きい上に車体重量が半端無いので、消費電力が大きく、新品電池を入れても10分くらいでスピードが落ちてきます。

古い車輪パーツは、走行抵抗が大きい…というのもあるみたいです。



高架に退避中の京阪旧3000系。持ち込み2日目は、車輪をすべて新しい物に入れ替えて運転開始。曲線抵抗の少ない高架で走行させてみましたが、まぁ、前日よりはマシ…くらいです。

息が切れるまで30分くらい…運転コストパフォーマンスは非常に悪いです。



関山さん制作の新快速カラーの153系との並び。1980年頃の新旧交代風景ですね。側線に退避している試運転中の117系の横を、駆け抜ける153系新快速…といった感じでしょうか。117系登場時のインパクトは非常に大きなものでした。

117系は車端部分が順組という事もあって、若干軽量だったので、そこそこ問題無く運転出来ました。…まぁ、電力消費量が少ない…とは言い難いですが。

親子連れも多かったのですが、お母さん世代でも117系の新快速を知らないのですね…随分遠い思い出になったものです。



そこそこ長い高架ホームですが、旧3000系でもすこしはみ出していました。32スタッド準拠のレイアウトに無理矢理40スタッド長スケールを持ち込んだ感はありますね。…重いし(笑)。



中央は関山さん作の阪急9300系。全長を短くアレンジしてありますが、特徴をうまく捉えたモデルなので、遠くから見ても分かり易い。

皆さんに気を使って頂いたのも大きいですが、神の手崩壊とか、大きなトラブルが無かったのは良かったです。簡単な梱包にしては輸送中の破損もゼロでした。…台風直撃&暴風雨という試練の搬入劇でしたが、まぁ、結果オーライという事です。



赤いラピートに500系新幹線(Mugenさん制作)を加えて、関西の鉄道車輌が勢揃い!

客層から、新幹線やら今風の特急特急車の方がウケがいいのは当然ですが、小学生から117系の走行リクエストがあったのは素直に嬉しかったです(笑)。

…つづく。

鉄道模型フェスティバル2014…今日から開催!

2014年08月06日 14時54分48秒 | レゴ(イベント)
昨日の設営風景です。新規作成の中央駅大ドームをバックに阪急9300系(左:関山さん制作)と、同6300系(右:薬師山さん作)の並び。



中央駅正面。BFT2008に出展した建物を一部改造の上移築。路面電車スルーの構造や、曲面多用のガウディー風建築が見物です。もはや伝説になってしまったBFTに行けなかった方は必見です。



5日の設営スタッフは関山さん、Mazta-kさん、薬師山さんと、G@ひたひた(私)の4人。午前10時から深夜22時まで、フルに張付いてイメージ通りのカタチに仕上がりました。



今は無き、阪急西宮北口のダイヤモンドクロスをイメージした複線平面クロスが見所です。薬師山さんの赤いラピート(フル編成!)が通過中。

JAMに比べれば小規模ですが、この八の字レイアウトは、列車が風景の中を対角線状に走って来るのでなかなか臨場感があっていいものです。



カーブしたプラットホームも、新しい試みです。調整に泣きましたが(笑)スムーズに列車が通過する様はなかなか見応えがありますよ。駅前に停車中の阪急バス(薬師山さん制作)がツボです。駅名標が阪急バージョンになっているのが分かるでしょうか?

垂直水平が基本…に捕われがちなレゴの世界に、新しい風が吹くようで清々しい。



かべぇさん制作の日本家屋を中心とした和風エリア。街灯や整然とした植え込み等を追加して、倉敷観光美観地区風に、楽しげなイメージに仕上げてみました。本当は京都を想定して作られていると思うのですが、ちょっと斜め上の発想で(笑)。

今回は、45度に振った配置に拘り、4方向何処から見ても、面積以上の広がりがあるような視覚効果が生まれる…といったサブコンセプトで作ってみました。



神社の裏側からローアングルで。バックの風景から、かなり本格的なホールである事が分かります。


<告知> 再掲載です…

「鉄道模型フェスティバル2014」
・開催場所:阪急百貨店うめだ本店
・開催日:8月6日(水)~19日(火)但、レゴトレインは12日迄
・時間:10時~19時
・入場料:600円

私は設営(非公開)日と、少なくとも、10日(日)&11日(月)に参加予定です…たぶん。

立命祭レゴトレイン展示(2日目)

2013年11月09日 20時53分45秒 | レゴ(イベント)
一般公開前の時間を利用して、欧州型フル編成の高速運転を堪能しました。

俯瞰で見ると、Nゲージくらいの大きさかと錯覚してしまいますが、普通に6幅トレインです。速度が上がると、重量感が増してさらに迫力があります。TGV10輌フル編成が、mazta-kさん新作のDB近郊型電車と離合中。




taizoonさん作の485系とmazta-kさん作の683系、新旧北陸特急フル編成!…新疋田ループ線を俯瞰撮影しているようなダイナミックな眺めです。

ショートスケールでも、長編成だとこんなに迫力あるシーンが展開されるのですね。双方、インテリア&ライト点灯が標準装備…という、とても密度の高い作品です。

来場の女性グループが、485系の内装に魅入っておられたのが印象に残っています。トレイン作品も、インテリア付き食堂車の組み込みとかになると、ドールハウス的な要素があって、一般女性ウケが結構良いのですね。



高速列車同士の多重衝突事故シーン…結構えらい事になります。インストのあるオフシャルモデルでも、壊れ方によっては修復に結構時間を要しました。

主催者様はあまり出したくないシーンでしょうが、一般公開前の高速テスト走行の参考として掲載しておきます。

開催直前にレイアウト変更があったようで、その煽りでどうしても脱線しやすい場所ができてしまった…との事です。カント付き緩曲線自体には大きな問題は無かったようです。

全体的には、引き揚げ線、留置線や、編成全体を反転出来るデルタ線の導入など、とても運営しやすいレイアウトだったと思います。

立命祭レゴトレイン展示(1日目)

2013年11月08日 18時06分41秒 | レゴ(イベント)
2013年11月2日(土)~3日(日)立命館大学びわこ草津キャンパスの学園祭に出掛けてきました。

お目当ては、JAMでもご一緒させて頂いたmazta-kさんからお誘いを頂いた、鉄道研究会のレゴトレイン走行&展示です。

1日目に到着した時点では、まだ関山さん他の東京組が到着していなかったので、持参したED500&77の試作機関車を走らせる事にしました。旧RC動力の牽引力テストをしたかったので、予め連絡を入れて貨車をお借りする事になっていました。

勾配と急カーブという、走行抵抗の原因になる要素が無いので、非力なRCでも10輛以上の貨車でも全く問題無く牽引出来ます。本線は曲線半径が大きい&カント付きなので、フルノッチで走らせても遠心力で脱線という事はありません。



薬師山さんのN30戸袋無し低運転台103系、なんと関西バージョンのライムカラー!…関山さんのブログコメントで持参されるのは知っていましたが、まさか編成で完成させて来られるとは。

トレイン窓に頼らなくてもここまで出来る…という意味で、今回一番インパクトがありました。CADで検討した時に、単調な窓割りと、あっさりした前面デザインは、下手すれば大味になるのかな…と、制作を躊躇していたのですが、うまいバランスで纏められて来ました。

緩やかな大曲線をスケールスピードで走る103系を見ていると、街の風景が思い浮かんで来るから不思議です。それだけ、脳内にある103系の記憶をリアルに呼び起こしてくれるだけの力がある…という事なのでしょうね。



awazoさん作の完全自動踏切。センサー動作で、(1)列車接近→(2)赤色灯点滅、左レーン遮断棒締切→(3)右レーン遮断棒締切→(4)列車通過→(5)赤色灯消灯、遮断棒解放 …と、一連の動作が自動で行われます。

この動作デモに、来場した子供が入れ食い状態でした(笑)。…まぁ、大人もですけど(笑)。



mazta-kさんの新作、225系。特徴的なツリ目のヘッドライトにLEDが仕込んであって、走行シーンがとてもリアルで魅力的。客扉を2ポッチ幅にして、フルスケールにしなくてもちゃんと3扉になっています。窓割り優先の成功例ですね。



関山さんの関西急電色の80系。153系ブルーライナーも持参されて、まさかこんなに早く、歴代新快速が揃ってしまうとは…恐るべし、今年のレゴトレイン!

117系…早く作らないと。

2013 JAM レイアウト&建物レポート…その2

2013年09月01日 00時05分00秒 | レゴ(イベント)
今回のJAMのテーマでもある昭和な風景。今日は神社の夏祭り。屋台が沢山出ていて小さな街はとても賑やかです。遠くに0系新幹線が走っていくのが見えますね。

…昭和40年~50年代の明石、加古川付近の風景を思い出します。当時はまだ古い建物や田んぼがたくさん残っていて、夏祭りの頃は、まさにこのような風景でした。



中間駅の駅前広場もとても賑やか。港を囲む街が一望出来る、とても眺めの良い丘の上の風景ですね。駅本屋にある望楼がとても良いアクセントになっています。

鉄道が主体のレイアウトですが、線路だけが目立つ事無く、良く計算された魅力的な街の風景になっているのですね。



ホームに普通列車が入って来ました。一般気動車の混結編成です。

凝った意匠が魅力的な洋風の駅も、国鉄型車輌が入線すると、途端に昭和レトロな風景に見えて来るから不思議です。DMH17系のエンジン音や車内の匂い、駅の弁当売りの声まで聞こえてきそうです。



一歩街を外れれば、緑も沢山あるのですね。樹木や植え込み等は、建物や構造物を風景に馴染ませてくれるので、街が更に生き生きとして見えます。

鉄道車輌との相対的な速度差を、より感じさせる効果もあるので、臨場感あふれる走行風景を楽しむ事が出来ますね。



空撮みたいに見えるでしょうか?…思いっきり手を伸ばしてもこれが限界です。どれだけ巨大なんだか!>斜張橋(笑)。「これ、全部レゴで出来てるんですか?」との質問に、何回答えてたのやら…作者の片岡さん。

明石海峡大橋には主塔を見学出来るツアーがありますが、この斜張橋に登る事が出来たなら、なかなか魅力的な風景を見る事が出来るでしょうね。



斜張橋のアンカレッジ付近から撮影すると、遠くに見える中央駅は、随分標高の高い所にあるように見えますね。

今回のレイアウトは、港からだんだん高くなっていくような、標高差のある地形が特徴で、カメラを片手にブラリ街歩きをすれば、とても楽しめそうです。撮影スポットが多い上に、列車は次々にやって来て…とても3日間では消化出来ない感じでしたよ。



おまけ(笑)…あとから画像を見て気が付いたのですが、跨線橋に怪しい人達が張付いている!…何処までも遊び心満載な街ですね~。