左官材のデザインは同じ種類のパターンでも個人差が出る。
また、パターンを付ける時 考えすぎたり躊躇したりすると
思うように描けない。つまりある程度の思い切と無心さが要求される。
そのため、本番に入る前に仮の塗り板に何度か塗ってはパターンを付け
気に入らなければ剥がし、また塗り付ける。そんなことを繰り返していくうちに、
イメージが体に身について行くような感じになる。
上記のパターン作者は昨年ルークの会社に入社した新人女子(ルークの次女)。
トレーニング用の塗り板にルークが自ら塗り付けその直後に「くし目」を付けてもらった。
さすがに左官コテを使いこなすには数年かかる。
度胸があるのか、センスがあるのかわからないが、たった2回目で完成。
曲線にためらいがなく躍動感も感じる。いい感じだ!