左官屋ルークの日記

一左官職人が愛犬「ルーク」の名を借りて、本業の左官職や趣味、家族愛について語る。

コナトール2号デビューの日

2006-11-16 23:30:53 | 本職
コナトール2号の初仕事が昨日行われた。
この度の現場は、1階がコンクリート造のガレージで
セメントをこねるときの粉がガレージ内にこもるという
最悪の作業条件になった。まさにコナトール2号の活躍が
期待される条件だ。

いよいよ作業が始まる。作業員一同コナトール2号に大きな期待と
不安を寄せた。ミキサーに材料のセメントが混入されたその瞬間、舞い散る
セメントの粉塵はものの見事にコナトール2号の換気扇に吸い込まれていく。

大成功だ!「オー」という歓声と共に、作業員一同みなコナトール2号の能力に
感心した。

ガ!!しかし、その数秒後コナトール2号の粉塵吸収能力の許容量を超えた
粉塵がガレージの中にむなしくも舞い散った。

コナトール2号のデビューは惜しくも失敗に終ったのである。
皆口々に「ないよりはいいか・・・そうだよな」と、効果の上がらない
コナトール2号に評価を下したのである。

しかし、1人の若い、しかもイケメンの作業員が言った。
「換気扇をダブルにしたらどうですかね」。
そうか、「その手もあるな」。試してみようと思った。
次回は必ず成功させるのだ。