寄り道研究所

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トイレの旅・がっかりのTOTO編

2008年11月14日 | ビルディング
東京は青山
駅は乃木坂の真上にあったのが
TOTOの「ギャラリー間

目的は建築家「安藤忠雄」さんの「挑戦ー原点からー」を見に行ったのですが、衛生陶器のナンバーワンTOTOのトイレはどんなものなのか、かなり期待して入ったのですけど、


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ビルの外壁は得意のタイル貼りなのでしょう、ヌメッとした異質感を漂わせて周りのビルを寄せ付けません。

この色合いは気に入りました。
清潔感を現す白がくっきり浮かび上がるように、周りを鮮やかなグリーンにしていますが、雰囲気を壊していません。

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床も清潔感を考えると白っぽくしたいところですが、あくまで手洗いと便器の清潔感を優先しています。

個室の内装が同色というのは圧迫感はないのでしょうか。

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ポップな色調は大好きなので、かなりの好感度です。
このフタは近寄ると自動的に開いてくれました。
ものぐさ用なのか、みんなが触るものなので不衛生だから自動にしたのか、そうだとするとウォシュレットの押しボタンはどうするのでしょうか

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色の組みあわせはかなり好きなのですが、一番の問題は掃除が行き届いていない事でしょう。
手洗い、床の隅は汚れが取れていないし、ティッシュペーパーの箱、バケツのようなものに入ったイレットペーパー、細かな気遣いを感じません。

TOTOさん、ちゃんと見ているのですか。
清潔感は新しい設備を使っているから得られるのではなくて、きれいにしたいという思いやり、「細部に神は宿る」だと思いますよ

主目的の安藤忠雄展ですが、


安藤忠雄さんの「住吉の長屋」を室内と室外を上手に使って原寸大で展示して、それからの軌跡を写真、模型で展示しています。
コンクリートの小さな長屋からアブダビの巨大建築まで、自然とコンクリートと人間を共生させようという想いが感じられました。
思い続ける、ぶれない心の凄さです。

扱っているものはあまりにも違いますが、思い続ける事を忘れないように頑張ろう、私

安藤忠雄展は12月20日まで
ギャラリー・間



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