カップヌードル、トマト・チリ味に舌鼓を打ちながら、映画「黒いオルフェ」を観返しました。 ボサノバの火付け役となった映画音楽「カーニバルの朝」があまりにも有名ですが、映像の美しさにもまた魅了されます。 この劇画もそうですが、ギリシャ神話を題材にした物語は、感情の突起をわかりやすく出し過ぎるため、ストーリーのメリハリが、いびつなほど、しっかりしており、誤解を恐れずに言うなら、取ってつけたような構成に、肌触りの悪さを感じずにはいられません。 ギリシャ神話に魅了される人たちは、実は、そこに人間を感じるのかもしれません。