朝、仙流荘には、7時過ぎに着いて、8時過ぎのバスなので、ゆっくりと準備して、バス停に向かう。
まだ、30分くらい前なのに結構な人が集まっていた。
聞くところでは、始発は、100人以上向かったらしい。
定員以上の人が集まったということで、バスは定刻の20分前くらいに臨時が出て、幸いにもそれに乗って、向かうことができた。

麓は、まだまだ残暑が厳しい感じだが、北沢峠まで来ると、風もあって、涼しく、心地いい。

さっそくトイレの脇にある登山口を入ると、しばらくは大きく蛇行するような登りか続く。

一旦、緩やかになると、一合目の看板を見る。

その後は、緩やかに、どちらかと言えば、下るような感じで、尾根に従ってアップダウンする。

そのまま二合目の看板を過ぎ、尾根は登りへと変わるが、最初は緩やかだ。しばらく行くと、登りは、強さを増す。

四合目を過ぎて、

一旦、尾根から離れて、北側をトラバースするように進み、最終的には急登の斜面をよじ登って、再び尾根に上がり、平坦になった道を進むと五合目に到着する。

その後も尾根伝いに登っていくが、周囲は灌木帯に変わり、振り返ると、木々の切れ目から、甲斐駒ヶ岳が見える。

この後は、ガスがかかり、後から考えるとこれが、最初で、最後の甲斐駒の景色だった。
さらに進んで、小ピークにたどり着いて、開けると、6合目に到着だ。

灌木帯から徐々にハイマツ帯に変わって、行く先が開ける。

最初は、緩やかだが、その後、急登を登りきると、小仙丈ケ岳に到着だ。

その先は、緩やかな尾根道を進んで、一旦、岩場を下るが、しばらくはゆったりした道を進む。

その後、手掛かりが必要な岩場が現れて、下ると8合目に到着する。

7合目って、小仙丈ケ岳かな?
最初はやや強い登りになるが、その後、仙丈小屋との分岐を過ぎると、緩やかになる。

もう少し行くと、眼下に仙丈小屋を見ると、ほぼ平坦な感じのアップダウンになる。
晴れていれば、先に山頂が見えるのだろうが、とても天気が悪い。
うっすら見えたり、まったっく見えなかったり…

晴れていれば、気持ちいい稜線歩きなんだろうな~
かなり近くまで行くと、ようやく山頂がはっきり姿を見せる。
一旦、鞍部に下って、登り返して、山頂に到着だ。

周りはガスに包まれて、眼下に仙丈小屋が見えるだけ。

帰りは外輪山を回って、仙丈小屋へ進む。
仙丈小屋の手前で、一瞬、山頂に向かうカールが見えた。

その後は、小仙丈ヶ岳へ稜線まで向かい、元来た道を下山。
