アウトドア派
山に行ってきました。それと行きたい。はたまた、サンガの話。そして、大好きな白馬。結局、全然関係ない話も少し…




急遽の休みを貰い。
これまた急遽、当日にたまたま空いていた夜行の指定席を取り、松本へ
計画性の無いのは、いつものこと

夜行列車といっても新宿発のムーンライト信州という快速。
座席のみの普通の電車だ



お盆の週末ということもあってか、人でいっぱい
社内放送でも満席とのこと。

中央快速ならほとんど停まるのに、三鷹とか車窓を流れていく、なんか快速なのに駅で待っている乗客に優越感を感じる。

八王子も過ぎると、景色はほとんど真っ暗。
車内の電灯は明るいままだが、やがて眠ってしまい

気がつくと、松本の少し手前。
そして、朝、4時過ぎに松本に到着

結構、寝たはずだが、やはりこの年で、座席で寝た目覚めは辛い

昔の人は、もっと座り心地の悪い座席で上京したり、旅をしたりしてたんだよな。
凄いな。
と、変なことを思う。

まだ、外は暗い。
その後、松本電鉄の電車、新島々からバスを乗り継いで上高地へ向かう。



この電車・・・東京から横浜にも行かない距離で片道680円。
ほとんど、ぼったくり
バスも結構な値段だったので、松本から上高地までの往復割引きっぷを利用する。

でも、この切符。
何故か、バスに乗り込む際に行きが回収されてしまう

路線バスなので、途中で乗る人も降りる人もいるはずなのに。
変だなと思いながら、中の湯で降りるときに、
やはり運転手に「切符は?」と、聞かれる

回収したやんけ
と、思いつつ、「乗るときに回収されました」と言う・・・
一応、それ以上は、何も言われなかったが、
なんか、タダ乗りのような扱い

観光地に行くと、必ずこういう理不尽がしばしば行われる
上高地に行く路線バスは、松本電鉄が独占しているからだ。
などと、気分を悪くしながら、登山口へ向かう。

またまた、前置きが長くなったが、、、

中の湯のバス停から、地図によると登山口は安望峠側にあるようなので、車道路肩を進む。

すぐかなと思っていたが、なかなか現れないので、本当にこんなところにあるのか?と不安に思いつつ歩くと、小さな沢沿いに登山口は現れる。



茶色い箱が見える右手

来た道を振り返る。



電光掲示板のあたりが、中の湯のバス停あたり。

この登山口だが、わかりずらいのもあるが、
雑木林の中をいきなり登り始める感じで、準備するスペースがなし
仕方ないので、準備も着替えも路肩ですます
早朝にも関わらず、車がビュンビュン走り抜ける

いつもより3倍早い(つもりで)頑張ったが、
みんな、こんなところに人がいるよ!みたいな感じで見てる。
少し恥ずかしい

気を取り直して、歩き出すと、ジグザグの登り。
いきなりからのなかなかの急登だ
朝一のせいでそう感じたのかもしれないが、なかなかきつい
一旦、なだらかになって西方向かな?巻いていく感じになる。
その後、再び登り始めて、もう一度緩やかになると、小さな湿原が現れ、木々の間から焼岳山頂方面もわずかに見える



それから、しばらく緩やかに登り、一旦下るが、沢を登ると、徐々に植生は変化し、周りの木々も低くなる。
再び山頂方面が見えてくる



が、これは山頂ではなかった・・・
その後、新中の湯ルートと合流し、



深く切れた枯れ沢が現れ、さらに見通しが良くなる
東側の景色は、霞沢岳だろうか?



さらに進むと、彼方に見える噴煙を上げる稜線が見えてくる。
右手にずーっと見えていたピークに比べると低く見える。
それが北峰山頂だ



一旦、道は南峰を目指すように進むが、その後、沢が小さくなるのを待っていたかのように東側へトラバースする。
その後、ジグザグの登りは少し厳しくなるが、稜線まではもう少し



この辺りは、お盆時期にも関わらず花が結構咲いている。



これは、なんだろ?
相変わらず、花はまったくわからない。
調べる気もなし・・・

標識の立つ北峰と南峰の鞍部にたどり着くと、
北側が開けて、眼下にはエメラルドグリーンの火口湖が現れる



綺麗だが、すぐ先には凄い勢いで、白煙をあげている。



火山だなー
この白煙の下側を一旦、巻いて、反対の東側から登る。
東側に回るとこちらからも白煙が。
白煙というより、噴気って感じ。
ごぉぉぉーっと凄い音を出して、噴出している。



この右脇を抜けて、岩場をあがると、すぐに山頂に到着



期待していた山頂からの穂高連峰の景色は、



ガスまみれ・・・

今までの晴れが嘘のように、上高地側はガスで覆われていた。

南峰、火口湖は、綺麗に見えるのに。。。



時間も早いので、しばらく待ってみるが、
ちらちら見えるところはあるものの、結局、変わらず。
諦めて、下る

下りは、上高地側へ。
急なガレた道をドンドン下る。
結構、こちらの登りは厳しいかもしれない

ガスを抜けると、眼下に展望台のピークが見えてきた。



振り返ると、



あれ、山頂が見えてる
こちらから見ると、ゴツゴツしてるなー

その後、緩やかになり、中尾温泉との分岐のある鞍部を過ぎる。
このあたりも花が多い。



さっきピンク?赤色っぽいのも見たな。

その後、一旦、登ると展望台の小ピークにたどり着く。
焼岳は、またまた、ガスにまかれている
なんとなくホッとする・・・な。

少し上高地方面などを眺めて、再び下る。
そして、少し行くと、突然、焼岳山荘が現れる。
焼岳山荘は、大きな岩と山肌に挟まれた谷底のようなところにある。



スポっと挟まっているような感じ。
写真だけ撮って、先を行く。

見通しの良いジグザグの道を下り、
今後は、長いはしごが現れ、一気に下っていく。



はしごはぁ、いくつあったっけな

その後は、樹林帯の中を下っていく。
一旦、見通しの良い崩落した枯れ沢に出る。



焼岳の崩落沢は、遠くからでも良く見える。

まじかで見るとすさまじく大きい
そりゃぁ、上高地からも良く見えるはずだな。

再び、樹林帯となり、長く緩やかな道を淡々と下る。
そんなに距離は無いが、こういうのが結構、面倒なんだよな・・・

その後、平坦な道に変わり、小川を過ぎると、やがて大きな林道に出会う。



のんびり林道を行く。
田代橋まで行くと、急に騒がしくなる。
お盆の観光客で、凄い人だった

バスターミナルまで進み混雑がひどくならないうちにと、帰りのバスの整理券を受け取り、バス、電車と乗り継いで、
その日のうちに自宅に戻る



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