「影響の輪」を広げる

向上心旺盛と自画自賛している中年おじさんのブログ日記

小説「悪人」

2010-09-28 | Weblog

 

吉田修一著、「悪人」を単行本で読む。

 

映画のサブタイトルになっている「誰が本当の悪人なのか?」を考えさせる小説。

 

私の年代だと、出会い系で出会ったことはないので知らないが、出会い系の男女。

 

その女性の気持ち。それに関連する家族、それに関わる小悪人ら。

 

悪人と思える人が沢山登場。

 

読者に、本当の「悪人」は誰かを考えさせる小説。

 

そして、清水祐一は、本当に悪人なのか・・・

 

私は、映画は未だ見ていない。

 

小説に登場する出演者が特定されてしまっているが、小説を先に読むことをお勧めする。

 

 

閑話休題:

小説を読んでいる時、清水祐一(妻夫木聡)、馬込光代(深津絵里)が、役者のイメージと重なり、今回は、切り離せなかった。

いつもそう思うが、小説は映画化される前に読んでおくべきと感じた。