吉田修一著、「悪人」を単行本で読む。
映画のサブタイトルになっている「誰が本当の悪人なのか?」を考えさせる小説。
私の年代だと、出会い系で出会ったことはないので知らないが、出会い系の男女。
その女性の気持ち。それに関連する家族、それに関わる小悪人ら。
悪人と思える人が沢山登場。
読者に、本当の「悪人」は誰かを考えさせる小説。
そして、清水祐一は、本当に悪人なのか・・・
私は、映画は未だ見ていない。
小説に登場する出演者が特定されてしまっているが、小説を先に読むことをお勧めする。
閑話休題:
小説を読んでいる時、清水祐一(妻夫木聡)、馬込光代(深津絵里)が、役者のイメージと重なり、今回は、切り離せなかった。
いつもそう思うが、小説は映画化される前に読んでおくべきと感じた。