山にコシアブラを採りに行った父親から、今年初のコシアブラを頂きました。
調べてみたら、コシアブラって『金漆』とも書くんですね。
”この木の樹脂を漉(コ)すと金漆(コンゼツ)という鉄のサビ止めに用いら れる塗料ができますが、樹脂、木の油を漉す植物なので「漉し油(コシアブ ラ)」というのが名の由来。”
その他、
”岩手の方言では、コサバラ、うそっぽ”
”ポリフェノールを多く含み、血圧下降作用、老化予防がある”
とはいえ、大量に採れる物(=食べられる)でもないんですけどね。(笑)
だそうです。
決して『腰油』じゃないんですな…(笑)
”天ぷらにすると葉がパッと開き、小さいながらも華やかな彩りとして食卓 を飾ってくれます。
他にもお浸しや和え物、汁物の具、炒め物にもしておいしくいただけます。
鮮烈な香りを楽しむならお浸しや和え物、こっくりとした味わいを楽しみた いなら軽く塩をふった天ぷらがおすすめ!”
両親からのお勧めもやはり天ぷらなので、早速料理しました。
長い時間かけるとせっかくの風味も飛んでしまうので、葉物の天ぷらに共通していることですが、色が変わって衣がある程度固まったらすぐに引き上げるくらいさっと短時間で揚げます。
主人も『おいしい』とパクパク。確かに、山菜にしてはほんのりコクもあり独特の香りや苦味も気にならない程度で、非常に食べやすいと思います。
娘も『ハッパ チョーダイ』と箸で皿に盛られた天ぷらを次々に平らげていたのは言うまでもありません。
苦くないのかなぁ…?
よく春の春の山菜では『たらの芽』『ふきのとう』の天ぷらが有名ですが、両親共にこの『コシアブラ』を知ってからは『コシアブラファン』になったようです。
ご主人もゆいちゃんもお気に入りとは、よほどおいしいのですね~。
市場に出回っていない食べ物がいかにたくさんあるかってことでしょうね。田舎育ちの私でさえ、今まで聞いたことも、ましてや食べたことありませんでしたから。
食感がサクサクしてて、天つゆにつけて食べてもおいしいのですがお塩をかけてもものすごくおいしいです。さめてもおいしい食べ物なのでとっても気に入っています。とくに、サクサク・パリパリしたのがハマリます。みなさんも機会があったらぜひぜひ食べてみてください!!一生に1度は食べてミル価値が絶対絶対あると思います!!ではおいしいコシアブラを!!
山菜の天ぷらってあのサクサク感がおいしんですよね。
てんつゆバージョンの他に抹茶入り塩で食べてみました。おいしかったですよ~