新型インフルエンザの脳症について

新型インフルエンザの脳症について

（記事はコチラ　新型インフルの６歳男児、タミフル服用も重症化http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090819-00000799-yom-soci）


これまでもインフルエンザ脳症と考えられる小児の報告がありましたが、本日さらに６歳の男児が新型インフルエンザに感染し、脳症と考えられる症状の出た患者さんについて報道がありました。

　患者さんは１７日に発熱して、１８日に自宅近くの医療機関でインフルエンザＡ型と診断され、タミフルを服用していたそうですが、１９日朝になってけいれんを起こし、家族の問いかけにも反応しない状態となり、救急搬送されたそうです。
　現在治療中で、後遺症無く助かることを願います。
　以前から、タミフルが脳症の予防に有効であるかどうかは議論され、結論は出ていません。少なくともタミフルの内服が脳症の予防になるというデーターはありません。こうなると、やはり脳症の予防には予防接種しかないのかも知れません。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

新型インフルエンザの本格的な流

新型インフルエンザの本格的な流行

　新型インフルエンザの流行に関する記事がありました（コチラ、
新型インフル「本格的な流行」…厚労相　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090819-00000236-yom-soci）

　記事によると「厚生労働相は、新型インフルエンザについて緊急の記者会見を開き、「本格的な流行が既に始まったと考えていい」と語り、秋以降に懸念される大流行に備えた感染予防の徹底を呼びかけた。」とのことです。

　この時期から流行が始まるのでは、本格的なシーズンである冬はどうなってしまうのか心配です。群馬県内でも発生しておりますが、あまり流行しないで欲しいなと思います。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

群馬県の感染症発生動向 （週報）

群馬県の感染症発生動向　（週報）

　桐生地区で特別流行している病気はありません。

群馬県のインフルエンザの患者報告数は先週より増加し、伊勢崎地区、富岡地区、藤岡地区、東部地区、吾妻地区で多く報告がありました。

　桐生地区で多くなる日も近いかも知れません。なるべく流行しないことを願っています。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/