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イソチオシアネートとガン予防 

2023年01月22日 | 雑学知識

写真はすべて我が家の完全無農薬野菜です。


イソチオシアネートって何?
 耳慣なれない言葉だと思いますが、アブラ菜科の野菜の栄養成分にイソチオシアネート
(一般的にITCと略記)というものがあります。
これらの野菜に含まれる
抗酸化作用のある辛み成分で、わさびや辛み大根などの、ツンとした辛みもそうです。
わさびも大根もアブラナ科ですが、ツンとしない野菜もアブラナ科でれば、ITCを含みます。
このITCは強力な抗酸化物質で、特異な
官能基(化学構造式R-N=C=S;Rは置換基)を持つイオウ化合物です。



アブラ菜科の野菜
 一般的なものばかりで、キャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、からし菜、白菜、小松菜、水菜、チンゲン菜、クレソン、同じアブラ菜科でも大根大根属カブアブラ菜属になります。



この他に、チンゲン菜に似たパクチョイ、葉が丸まらない葉野菜のカラードグリーン、キャベツやブロッコリーの原種といわれるケール、芽キャベツのでき損ないのようなコールラビ、 イタリア料理のサラダなどで定番のハーブであるルッコラ、北海道では「山わさび」と呼ばれるセイヨウワサビもあります。本ワサビは一般に緑色ですがこちらは白色です。



ガン予防にアブラ菜科の野菜
 食生活の欧米化に伴い、 肉食・魚介類の消費が伸びる一方で、野菜消費量が減少しつつあります。
その中で、最近注目され始めたITC類を含む野菜の摂取と健康に関する疫学的研究が進んできました。特に注目に値するのは、食品成分によるがん予防の有効性でしょう。
まだ、動物実験段階での成果ではありますが、有効性は、ガン抑制遺伝子の特異的失活などヒトへの効果が期待されています。
このITCは強力な抗酸化物質で、活性酸素によるガン物質の無毒化(解毒)作用による発ガン防止やガン細胞の増殖の抑制に働き、血栓をつくりにくくする効果もあり、脳梗塞防止などにも効果的です。



バランスを考えた病気予防
 肉類が好きで肥満で高血圧・高脂血である方は、糖尿病にもなりやすく、脳血栓なども血管に起因する病も起こしやすいと言われます。
だからと言って、野菜ばかりの食生活も、血管が弱く脆くなって破裂しやすくなります。
それでなくても老人は、体の各部が老化し弱くなっていきます。要はバランスの良い食生活が必要で、動物性タンパク質も家畜の肉だけではダメで、魚介類とのバランスも考える必要があります。
病気になって多額の薬や高額な医療が必要にならないように、多少高くても常日頃から安全な食品を摂取することが好ましいわけです。
栄養のバランスを考えた上でアブラ菜科の野菜を十分摂ることにより、健康を維持するように心がければ、ガンなどの病気の予防にもなり、病気の治療費よりはるかに安上がりになります。
すなわち、本来体外異物のより、自然な食生活による代替成分の摂取の方が安全というわけです。

我が家は完全無農薬野菜を作るために、有機肥料を作りますがその肥料もこれらの野菜の残さいを自然発酵させたものです。
 



本日もご来訪いただきありがとうございました。

  
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コメント (4)
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