母達の介護のため日曜日の教会の礼拝は、mikaとひげが一週毎、交代でどちらかが出席し、どちらかが自宅で留守番をしている。 今日はひげが教会に行く番だったが出掛ける前、mikaが 「軽四で行ってね。」 「えっ、キャンピングカーで行くつもりだけど。」 「理由は?」 「うーーん、運転してて楽しいから。」 「私も使うのよ。 考えてくれてた?」
そうだった。 介護で疲れた時、玄関を出て、キャンピングカーのダイネットに座ると、介護のことをひと時忘れることが出来る。 特にひげが出掛け、mika一人で介護している時は、ことさら、逃避場所としてのキャンピングカーの存在意義が大きいことを忘れてました。