緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

傍聴席より見聞の都城市政

2007年11月09日 15時47分24秒 | 都城市政
11月9日(金)

今日午前中は市議会傍聴者、九時~十時半まで「大学問題対策特別委員会」が第三研修室で開催、十時半から正午まで市議会議員「全員協議会」を傍聴席で傍聴しました。
まず、大学問題対策特別委員会では南九州大学理事長渋谷義夫氏が「南九州大学都城キャンパス」の概要を説明されました。


南九州学園事務局長丹澤正人氏・同準教授吉中淳氏・同副学長長谷川二郎氏・同理事長学長澁谷義夫氏・都城市松尾久丸氏・同柿木一範氏

学部としては(改組)環境園芸学部環境園芸学科(園芸生産環境他5専攻・定員130~150)と(新設)人間科学部人間科学科(保育・幼児教育・児童教育・発達臨床心理専攻・定員130~150)と二学部から構成されます。平成二一年度以降に開校とと言う事です。
都城キャンパス開設経費として建設改修整備費35億5千万円、移転諸費用に6千5百万円、合計36億1千5百万円です。この中で上限を20億円に半額を都城市が負担するという事です。感想はまとめて後述します。


平成21年に開設される「南九州大学都城キャンパスの概要」を、大学対策特別委員会で、説明される南九州大学理事長・学長澁谷義夫氏

続いて市議会議員「全員協議会」を傍聴席より傍聴しました。ルールに従ってカメラ・テレコを使用しませんでしたので総体の印象を述べます。まず、普段より多くの議員諸氏が質問に立たれたのではないか、その中で印象に残りましたのは榎木議員の南九州大学の二〇年間貸与を十二月議会で決めるのは早計ではないだろうかと言うことです。この辺が十二月議会でどの様な討論がなされるかです。


都城市役所西館6階第三研修室には委員外議員や報道陣の方々や市民も数人、委員会の質疑応答に注目して大学の内容を確認しています

本日の感想として、南九州大学が都城キャンパス開設に掛けるものは当然大学の存亡でしょう。高鍋町よりも都城市が大学へのニーズが高い、それに教職員のニーズは少子化時代になるとも減ることはない等、理事長の説明を聞きましたが、受け入れる都城市民としては上記の二学部の内容で学生募集がスムーズに行くかという疑念が残ります。途中で挫折撤退という場面が起こらないことを祈るのみです。
傍聴席からの質問は出来ませんのでここに南九州大学へ質問したかった事を記述します。

①アジア或いは世界へ向けた外国人留学生の受け入れについて大学の対応は如何されていますか?
②宮崎県下或いは全国の農業法人等農業関係者との交流やネットワーク構築はされていますか?
③大学の経営内容などの資料公開はなさらないのですか?


都城市議会議長下山隆氏に提出の「カメラ等使用に関する要望書」の回答が、まだで、カメラ・テレコの使用が出来ずに開催前の議場内です

次に市議会議員「全員協議会」を傍聴しての感想ですが、印象に残りましたのは榎木智幸議員発言「数年掛けて都城市民会館をどうするか議論を継続してはどうでしょう」。この発言に一番賛同しました。長峯誠市長は何をそんなに慌てて二十年間の貸与を急ぐのですか?急げば疑念になると思いました。
全員協議会は長峯誠市長の人物像を考証するに最適な場面かとも思いました。全般に市民の目線での発想が欠けているのかなです。長峯誠市長を、僭越ながらどこで誰が軌道修正するか、それとも要らんお世話か、しかし、本人に関しては情報公開をまだまだすべきで、いらん疑念を起こさせる行動を慎むべきです。彼の現状が良く理解できた全員協議会での答弁でした。当然、これだけでまとめにはなりませんが、補足を追々します。

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