敵はヤンキースにあり!!

2007年02月14日 | 松井秀喜

松井秀喜が明日、いよいよ渡米する。
彼を見ていると、背筋がピシッ!!としてしまう。
彼を見ていると、彼だけに集中してしまう。
彼を見ていると気持ちが穏やかになる。
戦いの中に身を置く人間とは到底思えない。あの温和ながら気持ちは沸沸と燃えたぎるオーラは見逃せない。それは、彼をずっと見てきていたがさすがに、巨人時代の前半より後半、特にヤンキースというチームに入団してから、技術もそうだが、心や物の見方、考え方に彼が別段、意識しなくとも、一回りも二回りも大きく映ってしまう。
今年も大いに活躍を期待される選手、また夢追いかけてメジャーの舞台に立とうとしているプレーヤーもいる。松井秀喜が渡米するこの時期は、自分にとってまた、彼の活躍が見られるであろう期待が大いに膨らむ。僕は再三言う「野球は投手が鍵を握る」は、今も変わっていないが、それだけで勝てるスポーツでないのは今更言うことでもない。今年松井は殆ど練習風景を見せず渡米するが、そんなのはどうでもいいこと。プロとは人の見えないとこで、自分に課せられた仕事をしっかりとやること。それを本番でファンに素晴らしいプレーで勝利し感動させること。これに尽きると僕は思う。
ただヤンキースはシーズン中もこのオフもいろいろと中でも外でも賑やかな球団だ。これがプラスの賑やかさならいいが、ここ数年はどうもマイナスの賑やかさが目に付く。こんな俺のような凡人より皆チームの勝利を考えているだろうが、もし、このメディアやチーム内のゴタゴタは他球団より騒がれる、仕方ない、ただ松井秀喜の言葉を借りれば、「自分でコントロール出来ることはしますが、出来ないことはやりません」と言う。負けても失うものなど我々にないというチームがよくある。追いかける立場は意外と良い結果を出す。プライドの高いチームでも、横綱相撲でも、負けたら何も言い訳の出来ない世界。相手チームに勝てる技量はある。敢えて、敵はチーム自身の「ヤンキース」と選手、首脳陣らが、いかにうまく付き合えるか?と俺は思うのだが。それが勝利の近道だと俺の推測である。きっと秀さんも見つめる先は自分がリングを手にして自由の女神が微笑んでくれている姿を想像しているだろう。


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