キャプテン今季限りで引退するなんて。

2014年02月13日 | ヤンキース


ニューヨークの貴公子。

キャプテン。

ニューヨークで最も愛された男。


彼がついにユニフォームを脱ぐ時がやってきてしまった。

いずれ訪れる「引退」という二文字。


しかし、ヤンキースはこの男に何度救われただろう?

監督、コーチ、選手達は何度尊敬しただろう?

そしてファンは何度、感動し何度魅了されただろう?きっと数える事が出来ないだろう。


華麗なるジャンピングスローにジーターメーターの流し打ち。果敢な盗塁とまさに走攻守を兼ね備えた選手だが

何よりも選手達の精神的支えになっていたのが一番大きかっただろう。

ダイブした時、ピッチャーの前でカットしてジオンビーをフォームでアウトにした時、いつも笑顔で審判と話をしている時

退場なんて見た事がない。まさに紳士そのものだ。

これだけベースボール、野球を見てきてあんな選手に出会った事が心の底から嬉しい。

まだまだ引退ではない。

でも、もうあの雄姿が来年は見る事が出来ないのは残念なんて言葉だけでは語り尽くせない。

永久欠番、殿堂入りは間違いないが、彼の生き様、プレースタイルは皆、それぞれの心の中に深くそして永遠に刻まれる。

スター選手不在のヤンキース。

「勝利に勝るものはなし」の精神。誰が継承するのか?

まだユニフォームを脱いでいないので、彼の本当の最後の日迄




俺は追いかけて行きたい。