頭の下がる思い。

2008年01月15日 | 独り言
昨年の漢字一字が「偽」という食の衛生、安全を偽り、怠った1年は、ない年だ。反面、それは前々から行われてきて、大手がピックアップされたことで、膿のように出るわ、出るわ。
もう食べ物(食材)の値上げが始まったがこの春にもまた、大きな値上げが始まり、終りが見えない時代に突入した。
そんな中いろいろと工夫、知恵をこらしている企業、各家庭は多いが、海外では、1カ月ゴミを最も出さない家庭に賞金が出るという番組がある。4人家族がベースだが、シャワーは4分。それ以上だと罰金制、樋(とい)からの雨水をろ過し飲料水にし、生ゴミは家畜、菜園の肥料にしている。お国柄だが中々面白いというか参考になる点は多々あった。
先日、テレ朝の「素敵な宇宙船地球号」を見ていてたら、頭の下がる素敵な番組内容だった。セカンド・ハーベスト・ジャパンの活動を紹介していた。チャールズ・マクジルトンさんが日本の期限切れの食べ物、箱だけの傷み、缶のつぶれ、へこみ、これらは商品にならず、捨てられたりすることが大半だった。(無論リサイクルとして家畜肥料にもしている企業は多い)こうしたものを、車で引き取り、福祉施設や母子家庭、ホームレスの経験も過去、自らし、今のその方達にパンを配っていた。自らハンドルを握り東京~大阪迄行くシーンもあった。とある学校はお小遣いを節約してこのチャールズさんにお米を寄付したいと一緒に積み荷をしていた。
自分に何が出来るのか?これはきっとある。
偽装はいけないが無駄もいけない、チャールズさんを始めとした運営委員の方もまだ、問題は山積している。でも大変頭が下がる思いだった。もっとゴールデンの時間に放送して欲しいものだ。新聞、雑誌の各メディアもどんどん取り上げて欲しいですね。