55番はピンチをチャンスに変える男。

2008年01月12日 | 松井秀喜


目指すはピンストライプで世界一。

松坂君や岡島君がメジャー1年目で世界一になったことは喜ばしいことだと思う。
松井秀喜は2003年の渡米後、リングは手にしていない。そう簡単に手に入るものではないものの、このリングはMLBの選手なら誰しも手に入れたいものだ。
彼は昨年から年明けまでいろいろ移籍の話がとり立たされている。
一流の証拠?NYYでは厳しい?まあどう捉えていただいてもいいだろう。
彼が、星稜、巨人、ヤンキースと言えば、名門コースを辿ってきた。これは、訳が違う世界だ。この名門の看板を背負い常に「勝利への重圧」を背負う彼の精神は、私には分からない。というか彼にしか分からないと信じたい。巨人で優勝した、ヤンキースで優勝して欲しい。彼なら出来る。と思うがベースボールはそう簡単でないということをつくづく思わせられる。まず相手よりチーム内でレギュラーを獲る。今季デーモンやダンカンの話はあるが、彼らは松井より上か?下か?こんな話は松井君が一番嫌うだろう。でも私のようなファンやNYメディアも「松井不振」がリーグチャンピオンシップ、ワールドシリーズに出られない選手の一人と言った。確かに冷静に見てそうかもしれない、ただ逆に言えば彼の期待の高さも象徴される。先に挙げた選手の不振は記事に見当たらない。と言うより記事云々より、ゲームを作り勝利を導くピンストライプの絶大なるキーマンと思えない。失礼な話だが。彼はWBCにもオリンピックも苦渋の選択で辞退した。古巣巨人への返り咲き?ないない。
あなたは、不屈の精神で今まで乗り切ってきた。頑丈と思われた身体も思わぬ試練すら経験した。でもこれは大きい成長の証だと私は信じている。
あなたからパワーを貰う人は多い。他の日本人メジャーリーガーにも凄い人はいるが、あなたが微笑み、身体全身から勝利を喜び、少し不器用なとこも素晴らしく感じる「あなたに」目が離せない。
もう時期キャンプイン。ドタバタしているチーム事情の背景だが、55番らしい雄姿を最後のヤンキースタジアムで見守ります。あなたの背中(55)は、私には毎年大きく見えていますよ!!