2007年松井秀喜から目が離せない!!

2007年01月24日 | 松井秀喜

もう、怪我のことはいい。でもメディアはこのことを昨年5月からずっとこの話題にしてきた。逸材であり、経験ない怪我により戦線離脱した彼に触れるのは致し方ないが、俺の頭にこの怪我などゼロに近いほどない。敢えて言えば「怪我の功名」。そう松井が語り続けているからだ。昨年末から今年にかけ、帰国しても繋ぎ合わせのVTRで殆どマスコミに顔を出さなかった。出て欲しくないという気持ちが伝わるぐらい出なかった。彼に嬉しく思う反面、並々ならぬ決意と今季にかける彼の意気込みを心から感じてしまう。どうして彼に思いをはせるのか?分からない位、彼の生き様が好きなのかもしれない。うーーん、そんな一言ではすまない。でもその一言にしておく。ニューヨークで彼が復帰した9月12日あのスタンディグオベーションは彼自身も予想していなかった。「あれで125日が吹っ切れた」そうでしょう!!それが秀さんの人柄であり、彼はあの程度の怪我で屈しないとNYのうるさくも、野球を知っているファンはその辺のジャーナリストより奥深き知識と愛情と彼のセンスに轢かれているのだ。巨人のユニフォームも良かったが、今はピンストライプがとても似合う男になった。なんか、こんなにMLB開幕が待ち遠しい年度は俺にとって珍しい。それは昨年、彼をあまり見れなかったのではなく、彼曰く、「あの時以上の松井秀喜でグランドに帰る」という言行一致が達成されたからだ。その達成度は今年完結しないと思う。ただ完結の序章を彼は必ず切り開いてくれる、その扉の向こうに彼が居て、彼を待つ僕らがいる。私は彼、55番の背中が今年より一層大きく見えるような気がしてならない。