どうなる日本プロ野球。

2004年12月21日 | 野球
今年も後10日。そろそろ2004を斬っていこうかなと思う。なんて感想だったりするのだが。
まずは日本の野球だ。
三度の飯より野球好きの俺が今年は殆ど見なかった。見なかったというか見たくなかった。
大体、正直言ってつまらない。と言えばそれで終わりなのだが、MLBのほうが子供達が見ていても
勉強になるし、プレーそのものの迫力が違う。ボールパークなのだ。
ただ東京ドームは周りは綺麗だが肝心の球場がイカン。そもそも太陽の下で、天然芝でやるのが野球。妙な圧迫感がある。それは雨で試合中止にならないし関係各位や選手も心地良く出来るが全くの臨場感がない。それに笛、太鼓がうるさくてじっくり見たい客には大迷惑極まりない。
ドラフト、逆指名、プレーオフシーズンのあり方も滅茶苦茶だ。大体選手を金で買う、金で動いてしまう選手がなっていない。金は無論大事だが野球がしたいなら夢を追いかけるべき。その点、阪神から12億円の提示を断り、2000万円で夢を追い、日本に戻り客を楽しませた新庄にはある意味MVPものである。限界、実力の差があるにせよ皆、松井、イチローのようにスター選手がいなくなり台湾、韓国ならまだしも、中近東、オセアニア辺りの選手だらけになるのかもしれん。
球界再編問題にも呆れた。大体球団代表らは経営のプロのクセにお客様というファンを何故無視するのか経営困難なのはお前らの企業努力、勉強不足の何ものでもない。金がなきゃ金がないから拾って下さい。買ってください。って頭下げろっつうの。
その点選手会特に古田は頑張った。すぽるとで流した涙にはじーんときた。本当に野球が好き、ファンが好きな男だと思った。賛否両論はあるがファンは感動と夢を野球ファンは託しているはずだ。楽天、ライブドアにも言いたいが、決まった楽天には絶対に盛り上げてもらいたい。
まだまだ楽天が思っているほどネット配信は普及していないし、テレビのプラズマあたりで見たほうが迫力が違う。それよりJRと組んだり、日本道路公団とうまく話して仙台が近いと思わせる努力で活性化が必要だろう。
六本木で飲もうが、女と遊ぼうが結果を出せば俺はいいと思う。それがプロだ。
ただ遊んでいる奴が成功する程、世の中甘くない。
言いたいことはつきないが、今年は暗いニュースの他野球ではないが韓国に圧倒された1年と言っていい。もう少し、日本が元気になるにはアテネで夜遅くまでテレビにかじりつき涙し、次の日家族や友達とオリンピック話に花が咲く。それを日本プロ野球に求めるのは酷なのだろうか?
三原、水原、川上、金田、長嶋、王、江夏、江川、野茂、清原、松井、イチロー。絶頂期の日本プロ野球よ!根本から見直してぜひファンを楽しませてくれ!!さすれば企業だって必ず経営が右肩上がりになるはずである。
頑張るのではなく、頑張ろうとする姿勢からまずは取り組んでいただきたい。