目標の先にあるもの。

2004年12月05日 | 独り言
小さい頃から両親や学校の先生に「目標をしっかり持って・・・やれ」という言葉を良く言われた。
10年前新卒で入社した会社を退職して海外に行く時にもその当時の先輩に「お前な何の目標を持って行くのか」と問われた。正直、俺なんかのために心配していただいてと思いつつ反面、大きなお世話だと思った。
「目標」これは皆意識的にまた無意識的に設定していると思う。
目標が達成されてもされなくても人それぞれの目標は違うわけで良く会社なんかがノルマ設定とかするが
大体、無能の人間に高いノルマを設定する上司の眼力の無さのほうが問われると思う。
目標がないと何かをやっていてもつまらないとアテネの中年の星としてアーチェリーで銀メダルを獲得した山本先生はおっしゃる。山本先生が会社の上司と違うのは「何かやっていてつまらないと感じないように」という言葉が活きている。何かやるのなら面白くやれ、やろうとなれば、それが決して自分が設定した目標も厳しいものでなくなる気がする。
例えば100mを10秒で走ったら次は10秒を切ることを目標とする。スポーツ界は特に数字の世界で判断されるからまさか10秒選手が11秒に次回目標は設定しないだろう。
しかし、俺みたいな凡人は、一旦元に戻ることも大事な気がする。別に逃げているわけではない。
タイトル通り、目標は達成するものだと思う。だから簡単に設定は出来ないし、誰しもに簡単に言うものでも無いと思う。ただ自分が目標達成してその先にあるものは喜び、辛かったことを振りかえったり、たいして喜べない時とか、目標が達成されることが全ていいこととは思えない。
それより目標の先にあるものが何か?これは多分自分と自分を応援して下さった方と素直に喜べることかな?
と思うわけである。