吉永小百合さんの
新作映画をずっと楽しみにしていました
9月1日から公開されていましたが
初日土日は混むかもしれない・・・と思って
昨日出かけてきました
あいにく土砂降りの雨☔が降っていましたが
心はワクワク🎶
映画館へ行くのは何年振りでしょうか・・・
高島屋の横のシネマ館にも初めて入りました
東京の下町を舞台にした
ヒューマンストーリーですが
吉永小百合さんがこれまでとちょっと趣の異なる母親役で
出演されていて新鮮でした
山田洋次監督が20年もの間構成を温め続け
脚本作りに約1年半もかけたそうですが
この映画にかける監督の並々ならぬ想いも
ジンと伝わってきました
息子役の大泉洋さんは
山田組では初めての出演だそうですが
大企業の人事部長として神経をすり減らす毎日を送る一方
家庭内では妻との離婚話や大学生の娘との関係に悩む男を
実に見事に演じていました
寅さん映画に通じるドタバタと笑いと涙・・・
恋する女としての母は
いつの間にか美しくなって生き生きと暮らしている・・・
そんな息子としての戸惑いも隠さず表す姿にもなぜか笑ってしまう・・・
温かさと優しさに溢れていました
祖母と下町の人々との飾らぬ交流に
孫娘は共感を感じ
息子もまたそんな交流の中から
見失っていたものに気付いていく・・・
失恋した母親が一人日本酒を飲んでいる姿を目にして
交わす親子の会話がいい・・・
91歳の山田監督の90作目のこの映画は
吉永小百合さんにとっては123作目の作品になるそうです
『123作目はイチ・二・サン!と号令をかけられているようで
これからも頑張っていきたい』と小百合さん
小百合ファンとしてはまだまだ楽しみが続きそうですヽ(^o^)丿
映画を観終わるとちょうどお昼時
髙島屋9Fのレストラン街へ行って
お気に入りの
「農家の台所」でいつもの
野菜中心の食事をしようと思いましたが
(全国の新鮮卵の中から好きな卵が選べるのも楽しいのです・・・)
昨日は無性におそばが食べたくなって
越後長岡の小嶋屋さんで
越の海藻挽き「天へぎそば」を頂きました
そば粉にフノリを混ぜ込んだ
食感の良いお蕎麦と
ゴマ油で揚げた天ぷらとの相性も良く
美味しく頂きました