ハイジの徒然なるままに

なにげない日々にもたくさんのワクワクがあるはず・・・ある英語講師の毎日です♪

白紙を前にして

2005年09月16日 | 英語
「ねぇ~~今度いつ来てくれる?」

相手にもよるけれど(笑)、、異性からこう言われてイヤな気はしない
思わず抱きしめ、そして片手でヒョイって抱っこしてしまった。。。
・・・それは、目のクリッとした小学2年生の男の子だった。

去年から近所の市立小学校で英語をボランティアで教えている。
といっても隔週くらいで、、、遊んでいる、に近いかな
そこは横浜市の英語教育推進校ってことで「英語活動」のお手伝いをしているのです。

去年は4年生以上のみだったけれど、今年は全学年で導入・・・
私はかわいいかわいい2年生の3クラスを担当することになった
学校の都合で1,2年生は今月からのスタートとなり、今日「彼ら」との初めての顔合わせだった。

ひとことで言うと、まず「食いつき」がちがう
どんな形の器にでもスポッとはまってくれるような順応性を感じる。
・・・去年担当した6年生はこうはいかなかったなぁ~

英語にも "critical period" と呼ばれるものが存在すると言われている。
英語習得、特に発音などはこの時期を過ぎてしまうととたんに難しくなるのだという。(もちろん、努力次第で克服もできます!!)
この "critical period" ってだいたい "adolescence" が始まる時期、、、ティーンズに入る時期なのです。
6年生になるとこの時期に入り始める、、、って考えると納得できる。
このころになると、いろ~んな精神的成長が言語習得のさまたげにもなってしまうのですね

さて、お話を今日の2年生にもどして・・・
ほとんどの子が英語初体験おどりながら歌を歌ったり、簡単なあいさつでゲームをしたり、、、騒がしいながらも笑顔笑顔の楽しい時間でした。

なにを言っても反応する、、マネしてくる、、、
「白紙」だ!!って思った。
英語ではよく "white slate" なんて表現するけれど、まだなにも描かれていない白紙。
この子たち、、これから英語とどんな風に関わっていくんだろう?この "white slate" にどんな絵を描いていくんだろう?って考える。
英語との初めての遭遇!!・・・ボランティアとはいえ責任を感じるところだ。

どうだったかなぁ~~と思って授業を終えたときに、

「今度いつ来てくれる?」とさっきの言葉。

楽しんでくれて良かった

「また早く来たいな

って言葉が自然に出てきた。


その後、廊下に出ると何人かの子供たちがついてきた

「ねぇ~~先生っていくつ?19くらい?」

「はぁ?」って思ったけれど、ニコニコ笑っていた。

すると、子供同士で論議が・・・

「もうちょっといってるでしょ~~~25?」
「27くらいかなぁ??」
「やっぱり19だよ~」

子供って本当に無邪気、純粋、、正直
またまた「若さ」をプレゼントされ、パワーアップしてきた私なのでした。

PCの前で、または携帯の画面を見ながら、呆れ笑う皆さんが目に浮かびます・・・
・・・大変失礼しました

でも、作ってませんから(笑)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
19歳♪ (ともちゃん)
2005-09-18 13:56:17
ハイジさんだから19歳もうなづけます

子供は正直ですものね



私もボランティアで 絵を教えた事があります

ちょっとした技法を あっという間に自分のものにするだけでなく

瞬く間に応用して 楽しい絵にしてしまったので

子供の素晴らしさに舌を巻きました



でも・・・せいぜい 「Mrs ともちゃん」ですよ・・と言っても

「Miss」 「Miss」といってくれるだけで

19歳・・とは言われなかったわ



それだけ 生き生きしていてステキなのですね



これからも 子供達のために よいお姉さん先生でいてください

きっと みんな英語好きになりそう
返信する
19歳♪ (ハイジ)
2005-09-19 16:13:32
でも、どこから「19歳」っていうのが出てきたのか・・・笑



この微妙~な中途半端さが子供なりに気を使っているのか?かわいいわ
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