ハイジの徒然なるままに

なにげない日々にもたくさんのワクワクがあるはず・・・ある英語講師の毎日です♪

言語的終焉

2007年12月24日 | 日記
最近あるところで"epiphenomenon"という概念について読んだ
難しそうな単語だけれど実は"phenomenon"の前に"epi-"がくっついているだけ。
"epi-"というのは「付帯的」に乗っかっているようなイメージ。。。

読んでいたのは言語の絶滅について。
全世界には現在7000近い言語が存在するが実際にはその多くが絶滅の危機に瀕している。。。ちょうど動植物と同様に
ある説によると2週間にひとつの割合で言語が「死」をむかえているのだとか。

・・・そんな中、言語を"epiphenomenon"だととらえる研究者がいるらしい。
つまり言語は文化のほんの付加的な特徴にすぎない、、、よって言語がなくなっても「文化」そのものは存続するとの説だが

えぇ~~~そんなことってある

「文化」は言葉ではなくって「こころ」なんだと言いたいのかも知れないが、
絶対にその言語でしか伝えられないものがあるのではないか?と思う。。。
言語が消滅した後に、文化を次世代に伝えるとしたら?
他の言語でその「こころ」をどれだけ正確に伝えることができるのか?とかなり疑問に思う。。。

たとえば源氏物語だって絶対にほかの言語ではありえないでしょう~~

言語を失ったときにはその言語を話す人々の文化の多くの部分も同時に消滅してしまうと私は思う。

ってなぜクリスマスイヴにこんなことを考えるのか?
・・・全くわかりません

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